歯医者がハウステンボスに行く理由(わけ)
ある幼稚園に行き
園児のお母様に歯科指導!
今年は美人のお母様が多く
特に私の緊張が増加する。
「今年は美しい方が多いので緊張します!」
の一言が緊張して言えない自分に無性に腹が立つ!!
土曜日、福岡でいつも仲良くさせてもらっている
岸ご夫妻にしっかりとご馳走になり
その後、福岡のホテルに宿泊!!
翌日の日曜日、私達は生まれて始めて訪れる
ハウステンボスへと向かった。
私が50年間生きていてハウステンボスに行きたいと
思ったのは、1冊の本との出会いからだった。
それは「運をつか技術」というHIS会長、
ハウステンボス社長の澤田秀雄さんが書かれた本だった。
素晴らしい本だった。
ハウステンボスは九州にオランダの街を
再現することをコンセプトに開業したのだが、
開業依頼18年間赤字に悩んでいた。
そのハウステンボスをたった1年で黒字化したのが
この澤田秀雄社長だった。
JALの再建に京セラの稲森さんが尽力を尽くし
さすがに名経営者と言われたことは記憶に新しいが
ここにも凄い経営者の方がいたのだ。
その1冊の本に感銘を受けた私は、澤田社長に
ハウステンボスでお会いするために、アポ無しで、
博多駅からハウステンボス駅まで向かった。
博多から2時間弱、本当に遠くに来たものだと
思うくらい、ハウステンボスは遠かった。
受付のインフォメーションセンターで
澤田さんの著書を出して
「この本を読んで澤田社長に会うために
岡山からハウステンボスに来ました!」
「アポは取っていませんが、一瞬でも結構ですから
澤田社長にお会いすることはできませんか?」
との私の強力なリクエストに係りの方は困惑した結果、
「澤田は今日一日面会等で忙しくしております。
運がよければ園内でお見かけできるかもしれません。」
との優等生的な返事が帰ってきた。
私はハウステンボスの園内を散策しながら
澤田社長らしい姿を探した。
2時間程度、歩き回り、どこにもそれらしい姿が
無いことを悟った私は、本に書かれていた
澤田社長がハウステンボス滞在中に寝泊りとしている
ホテルヨーロッパに向かった。
このホテルヨーロッパのフロントで
再度「澤田社長に会いたい!」と伝える為だ。
私の問いに「生憎、澤田は朝の便で東京に戻りました!」
と言われた。
私は今回のハウステンボス行きで、ある願掛けをしていた。
澤田社長に会えたり、姿をこの目で見ることができれば
私はついている!!私は必ず運をつかむことができる。
もし会えなかったり、姿を直接見ることができなかったなら
私はついていない?運をつかむことができない??
いや、どちらにしても私は必ず
運をつかみたい!!!