歯医者のペットの大きな病気
冬場は目が乾燥するので
最近は診療が終わると
コンタクトレンズをすぐに外して
メガネをすることが多い。
今日は9時過ぎに診療室に降りると
数名のスタッフが自主的に後輩指導や
トレーニングを行っていた。
遅くまで、よく頑張っていると関心する私に
あるスタッフが声をかけた。
「院長、メガネをかけると???」
「知的ですね!」「カッコいいですね!!」
現実はそんな甘い言葉では無かった。
「院長、メガネをかけると、
凄く老けて見えますね!!!」
ガビーーーン!!
年末の岡山ソウル便の大韓航空の機内で
私は一人の男性の方と仲良くなった。
その方は、岡山市内で病院を開業している
医師の方で、専門は心臓外科と聞いた。
昔はオペが大好きで、病院では心臓外科のオペを
どんどんとされていたらしい。
2年前、その先生はソウルで心筋梗塞で倒れられた。
自分の専門の病気で、倒れられたのだ。
幸い、大事に至ることなく一命は取り留めて
それ以来、体力的な関係でオペはやめて
外来の方の診療だけを担当されていると聞いた。
これも医師の先生からよく聞く話だが
一流と呼ばれる医師や大学教授の多くが
自分の専門とする病気が死因となり亡くなってゆく。
これは「カルマ」から来るものか?
マイナスのエネルギーをもらうためか?
それとも単なる都市伝説なのか?
真実は不明だが、こんなことも言われている。
「男性の医師で、早死にしたくなければ、
産婦人科医になれば良い!」
基本的に、女性特有の病気には男性はかからないからだ。
では医師と比較して歯科医師はいかがだろうか?
私たちが日々扱っている、虫歯や歯周病が原因で
歯科医師が亡くなったと言う噂は私は聞いたことがない。
歯科医師はそう言って面では優れているのだろうか?
我が家では、10年以上前から1匹の犬を飼っている。
ミニチュアダックスフンドのプリンちゃんは
既に12歳と老犬なのだが、私にとっては家族同然で
目の中に入れても痛くない大切な存在だ。
そのプリンちゃん、行きつけの動物病院で
先日進行した歯周病が見つかった。
結局、プリンちゃん、全身麻酔で5本の歯を
抜歯することになった。
歯科医師の私のカルマを受けて、歯科医師の私の身代わりとなって
プリンちゃんが大切な歯を無くした気がしてならない!
(単に歯磨きをしていなかっただけと言う話もあるが)
だって今まで12年間、すこぶる健康で
大きな病気を全くしたことの無い、
歯医者のペットの犬のプリンちゃん!
初めて見つかった大きな病気が歯周病だなんて?
これって単なる偶然????
今日から私がしっかりと彼女の歯を磨く担当になった。