日本の歯科医師の英語力
12月の忘年会シーズンを前にして
飲み会が連日連夜続く私!
お酒に凄く弱い私だが、少しでも飲むと
満腹中枢がシャットダウンされ
凄く食べ過ぎてしまうことも怖い!!
明日の朝の体重計が怖い!!
今日は、私と当院のスタッフが所属している
スタディグループ「クラブS」で私が発表する順番の日だった!
諸々の諸事情により、普段よりかなりバタバタしている
私は昨日までパワーポイントでの資料作りに戸惑っていた。
私の持ち時間は1時間、60分間!
私は過去の経験から、1時間の重みを十分に知っている!!
1時間は長い!!一方的に話し続けるだけの場合
1時間は凄く長い!!!
日のテーマは「ピエゾサージェリーを使用した
サイナスグラフティング」
簡単に言えば、今流行りの超音波切削器具を使用して
上の顎で骨が足らない場合のインプラント治療時、
ソケットリフトやサイナスリフトの術式を
症例を踏まえて説明させて頂いた。
その中で時間稼ぎのために、昨年のスイスの
ルガノで開催されたピエゾの国際大会や
先月、韓国の済州島で開催された
ピエゾの国際大会の様子も写真を交えて
報告させて頂いた。
「海外の学会でも、アメリカ本国ならネイティブの方の
英語のスピードが早すぎるので、ついてゆけませんが
イタリア人の英語や、韓国人の英語なら、
歯科の英単語を私たちは理解できるので
何とかほぼキャッチすることができます!」
何て偉そうに話してしまった。
この一言が悲劇の引き金となった。
会場には見慣れない外国人女性の姿があった。
クラブS代表のS先生の紹介では、彼女はフィリピンのマニラから
日本の歯科を3ヶ月間見学と研修にこられていた歯科医師の先生だった。
質疑応答の時間、その女性の先生から質問の手が上がった!!
「せっかくだから、海外の学会によく行かれている中野先生、
英語で答えてよ!!」
S先生から私はこんなリクエストを受けた!
よし、俺も男だ!堂々と受けて立ってやろう!!!
彼女の質問は凄く流暢な英語だった!!
その質問に私は真正面から英語で答えることになった。
「オーケー! ワンスモア プリーーーズ!!」
チャンチャン!!