大阪の凄く有名な歯科医院から
３名の方が当院に見学に来られる。

見学後、当院のスタッフ数名と食事会！

凄い歯科医院と当院とでスタッフの
交換留学の話題となる。

1週間のスタッフ交換留学はお互いにとって
凄く大きな学びになるはずだ。

しかし、あの歯科医院で学びたいと
一番思っているのは、院長の私である！！

先日の木曜日のロングミーティング

講師のO先生の講演タイトルは
「幸せに働く　患者さんから愛される　歯科医院作り」

大切なこと！
それは原点を忘れないこと！！

「あなたが歯科衛生士、歯科医師になった理由とは？」
「忘れられない患者さんとは？」
「印象に残っている患者さんとの経験は？」

仕事で行き詰まったとき、原点に戻り
あの時の思いを感じるとまた新たな気持ちで
頑張ることができる。

私の原点とは？


私が歯科医師を目指した理由とは
それはやはり祖母の入れ歯であろう。

祖母は若い時から総入れ歯となり
入れ歯では本当に苦労したと聞いている。

私が小学生のときに、ある歯科医院で祖母が
 凄く嫌な対応を受けたり、
私が最初に作った総入れ歯が祖母の入れ歯だったり
祖母と私の入れ歯に関する思い出は、今でも色褪せいない！！

だから、私は不幸にして全ての歯を失った方への
総入れ歯の治療や、All-on-4の治療には
全霊を傾けて、一生学びをやめることは無い。

一生セミナーや講演会に参加し続け、歯科医師として
臨床を続ける以上、必ず私は、学び続ける。

先日、当院で総入れ歯を作った比較的若い女性の方は
「3年間食べることができなかったマクドナルドの
ハンバーガーを食べることができた！」と報告してくれた。

先日、当院で治療を受けられた女性の方は
「今まで食べることができなかったお漬物を
美味しく食べることができている！！」
と涙を流されながら語ってくれた。

歯科医師になって本当に良かったと
思う瞬間である。

おばあちゃん、あなたはは数年前に亡くなりましたが
孫である私は、あなたが天国でも恥じることがないよう
これからも一生懸命精進を続け、腕を磨いて行きます。

おばあちゃん！あなたの入れ歯を私は
もう一度作りたかった！！

今ならもっと何でもよく噛める入れ歯を
作ることができたのに！！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。