スイス ビールからルチェルンへ!
鼻水が止まらない!!
しかし気力で体調を元に戻す。
「病は気から!!」
歯医者は病気になってはいけない。
5月2日、スイスのマニエ先生の診療室でのインプラントライブオペの見学!
インプラント治療を一番早く上達するコツは
上手な先生のオペを見学すること!
ましてやその先生の診療室を見学することは
より多くの情報量を頂けることになる。
マニエ先生のオフィスはビールの小高い丘の上の
3階建ての建物の3階にあった。
3階建てと言っても普通の住宅のように見える。
看板はあくまで小さく、口腔外科専門医らしく
飛び込みの患者さんは皆無で、ほぼ100%
一般歯科からの紹介らしい。
広々とした診療室にはオペ室が1部屋と
普通の個室の診療室が1部屋、後は
広いストックルーム、準備室、セミナールームであった。
この広い診療室の1日の患者数は
5名から7名であるのでこれで十分なのだろう。
オペは順調に始まったが、日本とヨーロッパでは
麻酔だけでも使用する材料、内容が違い
とても参考になった。
しかし、上手な先生はオペが早い!
レイマスから自家骨を採取して縫合するまで
9分35秒と凄く手早いオペであった。
オペの見学が終わり、これからの予定はストローマンの工場見学と、
工場近くの美味しいフレンチでランチを食べること。
凄く美味しいフレンチのランチと聞いて、心が激しく揺れ動いたのだが、
チューリッヒ空港まで行くと後の移動が困難になる。
ここで数日間を共に過ごした仲間と私だけがお別れ。
タクシーでビール駅まで移動して、電車を乗り継いで
カムログコングレスが開催されるルチェルンに移動することになった。
ルチェルンの街に午後2時過ぎに付いた私は
ランチを食べるお店で凄く苦労した。
ヨーロッパのこってり料理が続いていたので
一人ランチはタイ料理か中華料理を探そうと思っていた。
しかし、ガイドブックすら持たない私は
どのお店がグッドなのか知るはずもなかった。
ホテルの近くに韓国料理のお店を見つけ入る。
広い店内には私以外は1組しかお客さんがいなかった。
嫌な予感がした。
アガシが来て、私を韓国人と勘違いして韓国語で話し始める。
「いやいや日本人だよ!」と話しをして
アガシの勧めるキムチチゲを注文!
このキムチチゲがランチで30スイスフラン、
日本円で3000円程度と凄く高い割には
ドロドロでただ辛いだけ!
全くうまくなく、並んだキムチにも珍しく凄くがっかり!
韓国料理で失敗をした経験が少ないので
凄く残念な思いをした。
今頃他の先生は地元の人が一押しの美味しいフレンチを
食べていると思うと、郷に入れば郷に従え!
ヨーロッパではやはりヨーロッパ料理をと強く思った。