インプラントに関するマスコミ報道に関して
大学でのインプラントセミナー
講師は下関市の大村先生!
私は昨年、顎咬合学会で大村先生の
前歯のセラミック治療のハンズオンを受けた。
大村先生の仕事は、ここまでやるのか?
と思われるくらい素晴らしい仕事だった。
私も一流の仕事がしたい!!
先日NHKのクローズアップ現代で
「インプラント治療」に関する特集が組まれた。
今朝のNHKの情報番組で同じ「歯科インプラント
に警鐘を鳴らす番組」が放送された。
少し前のヤフーニュースでのトップも
インプラントに関するトラブルの記事で
最近でマスコミで何度も何度もインプラントに
関して警鐘を鳴らす放送が増えている。
その中でもさすがに天下のNHK!
患者様からの反響は凄い!!
今日だけで多くの方からお電話や直接
インプラントに関する問い合わせを受ける。
Q:「先生の歯科医院ではインプラントの前に唾液の検査を
行っていますか?」
A:「もちろん当院でも唾液検査は可能ですが、必ずとも
全ての方に必要とは思っていません。」
そもそも唾液検査は虫歯菌の検査である。インプラント治療の必須の
検査ではないと私は考える!必須はCT撮影の方だと私は思う。
Q:「先生は学生時代、インプラントの講義を受けているんですか?」
A:「私は受けていません!大学でインプラントの講義が始まったのは
ここ数年のことです。」
私が学生の頃、25年以上前は今のタイプのインプラントは
ほとんど使用されていなかった。今と状況は違う。
Q:「先生方は、メーカーが行う4日間の講習を受けるだけで
それでインプラントの手術をされているんですか?」
A:「私は20年前からインプラント治療を始めていて
多くのセミナーに参加していて、毎年海外に出かけて
研修を受けています。」
そもそも、なぜ4日間と報道されたのだろうか?ブローネマルクの講習会の
4日間か?4日で安全にすべてのオペができるほどインプラントは簡単ではない!
Q:「先生のところではインプラントの前の検査は
どんな検査を行っていますか?」
A:「この検査とあの検査と、、、、、」
疲れる!
疲れる!!
インプラントの長所とは?
①自分の歯の構造に近く自分の歯
と同じように噛むことができる。
②隣の歯を削る必要がない。
③発音がしやすい。
短所とは?
①インプラントを埋め込む特殊手術が必要
②治療期間が長い
③費用が高額になることが多い。
④丁寧なお手入れが欠かせない。
私はインプラント治療を決して
簡単な治療とは思っていない!!
特殊な手術が必要だからだ!!
私はインプラント治療を決して
簡単な治療とは思っていないが
きちんとすれば素晴らしい治療法だと
思っている。
私も含めて多くの歯科医師は
もし自分の歯を失ったときは
入れ歯やブリッジでなくて
インプラント治療を受けると思う。
私の大切な父親は母親の歯が
もしダメになったら私はインプラント治療を
自分の父親や母親に行うと思うし、実際そうしている。
私たち歯科医師が襟を正さないといけない部分も
もちろんあるのだが、素晴らしいインプラント治療が
社会から抹殺されないように
業界全体でこの問題には取り組む必要があると思う。
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