関西高校よく頑張った。
 甲子園高校野球ベスト４！

 お昼休み、テレビを見ていた
妻の悲鳴で状況を察する。

 なかの歯科は関西高校から近いこともあり、
関西高校をこれからも応援いたします。



 お盆休みのシンガポール行きの一番大きな目的は、
シンガポールの凄い歯科医院の見学だった。

 私の過去上司でもあり、先輩でもある岡山大学歯学部の
Ｋ教授の講義で、私はシンガポールの凄い歯科医院の存在を
聞いていた。

その歯科医院を、ぜひ自分の目で見て見学したい！

運が良いことに、今シンガポールの邦人対象の歯科医院ＪＧＣに、
私の医局の後輩、歯学部サッカー部の後輩でもあり、数年前、
非常勤で当院に勤務していたＯ先生が勤務している。

 Ｏ先生の素晴らしい段取りで、私はシンガポールＮｏ、１と
言われているＴ３２デンタルセンターを見学することが可能になった。

 「シンガポールの観光はどうしましょうか？」と聞くＯ先生に
「観光は無し、歯科医院の見学だけお願い！」とメールで依頼した。

羽田発、クアラルンプール経由でシンガポールのチャンギ国際空港に
到着した私は、タクシーでホテルに荷物だけ届けて、その足で
Ｔ３２デンタルセンターへ向かった。

 Ｔ３２デンタルセンターはカムデンメディカルセンターと言う
オーチャードロードから１本入った通りに面する巨大な医療ビルに入っていた。

 それも最上階のワンフロア！

 診療室は全て個室で広くて、キレイ！

もちろんレントゲンはデジタルで、歯科用ＣＴも完備！

大人と子供のスペースは分かれていて、
カウンセリングルームは数部屋も完備されていた。

 アメリカのトップの歯科医院とハード面では双璧！
いや新しいだけシンガポールのＴ３２は勝っていると思う。

 私が見学中、驚いことは２点！

１つは全ての歯科医師は個室の診療室で、
ルーペ、ハイネ等の拡大鏡を全員が使用していたこと。

２つめは、やはりこの歯科センターも広い
セミナールームを完備していたこと。

歯科医師はこのセンターだけで１５名、
スタッフは４０名を超えると聞いた。

 しかし、私が一番驚いたことは、代表のＷｏｎｇ先生と
話をしていた時に、この言葉が出てきた時だ。

「このセンターは若手歯科医師を育成するために作りました。」

 私は耳を疑った。
また聞き間違えたのだと思った。

 患者さまに少しでもレベルの高い治療をするため！
自分の歯科医師の技術レベルを少しでも挙げるため！！
 であれば話がわかるのだが、このセンターは自分の
後輩の若手歯科医師の育成のため？？

Ｗｏｎｇ先生の言葉と行動は一致していた。

 このセンターでは日本人歯科医師も含めて
定期的なセミナー、勉強会を開催されていると聞いた。

 「明日の朝、アメリカに飛んで大学で講義です。」

 いやはや、世界には凄い歯科医師の先生がいるものだ。

 私も岡山のこの地で、若手歯科医師の
育成のため何かしたいと心から強く思った。