歯科医院の小冊子
友人知人からメールが届かないと
FAXや電話がジャンジャン入る!!
たった1日メールが受信できないだけで
この混乱?情報社会の怖さを身を持って経験する。
本日の夕方何とかメールも復旧してほっと一息!!
ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。 メールは復旧しました。
歯科治療は、多くの場合、患者さまに
理解されていない場合がとても多い。
例えば歯が抜けた場合の治療法の1つに
インプラント治療があるのだが
セラミック治療とインプラント治療を
勘違いされている方が意外に多い。
「私のここの場所にインプラントはどうでしょうか?」
と歯が全てある方が私に相談される。
「私のこのインプラントはまだ大丈夫ですか?」
その人が指差した歯はセラミックの被せが入っていた。
インプラントだけではなくて、歯並びを変える矯正治療でも
理解されていない点、勘違いをされている点が多くあるように感じる。
口頭での説明ももちろん大切だが
口頭だと人間はどうしても忘れてしまう。
「大切なことは何度も何度も口酸っぱく
説明して下さい!」と私がスタッフに頼んで
スタッフが頑張って繰り返し何度も説明をしても
人間なんだから忘れる時は、全てを忘れてしまう。
だから私たちは歯科治療に関するパンフレットを作ったり
小冊子と言って、30ページ程度のミニ書籍を
作成して患者さまに配ったりしている。
パンフレットならワードで作り、院内のプリンターで印刷すれば
必要な枚数だけ印刷すればいいのだが
小冊子をオリジナルで作る場合、そうはいかない事情がある。
小冊子を医院オリジナルで作る場合、
写真やイラストの著作権に気を付けて
プロのイラストレータ-の方にイラストまで
お願いすると、作製料として30万円から
40万円のお金が簡単に飛んでゆく!!
また輪転機を回す場合、1000部の印刷も
2000部の印刷も、3000部の印刷も
費用にはそれほど大きな差が出て来ない。
だから、当院では「インプラント小冊子」も
「超精密入れ歯小冊子」も3000部作成した。
3000部×2の6000部の小冊子が、段ボール箱数10箱で
医院に届いたとき、スタッフの私を見る目は
それはそれは冷たかった。
「院長、どこに保管するんですか?」
「この6000部を何年で配るつもりですか?」
私の何も考えないで行動する悪い癖がそこには出ていた。
歯科医院の小冊子の最近の流行りは、漫画小冊子である。
30ページとはいえ、ほとんどが文章だけの、
小冊子は読むのに活字に慣れていない方は
少し大変だと聞いたことがある。
その点、漫画だと気軽に誰でも読むことが出来る。
また、日本の漫画文化は世界一を誇る。
漫画で歯科医院の小冊子を作りたい!!
しかし、10年分の小冊子が既に
お蔵に眠る当院で、新たな小冊子の作製はどうか??
院長が、漫画でインプラント治療に
ついて語るのも面白いと私は思う!!