岡山と羽田の往復で
１冊の本を読破する。

橘玲さんの「残酷な世界で
生き延びるたった一つの方法」

自己啓発をばっさりと
切り捨てている。

私は橘さんの著書は面白くて大好きだが、自己啓発も大好きだ。

私は、人間の能力は開発できる！
また、自分は変わることが出来ると
心から信じている。

人間の能力が開発できないなら、
日々の私たちの努力はいらない！！

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルに宿泊する。

このホテルは２回目の宿泊だが、前は確か下の子が
小学生の低学年！はるか昔の出来事だ。

いつも目指している「１アクション３ゴール」を達成するために
バッグに、ジョギングシューズとゴーグルと水着を入れる。

今回の国際歯学会には全世界から
トップレベルの歯科医師が集まっている。

海外のトップレベルの歯科医師は、自分のボディのケアにも
力を入れているので、朝の早い時間に必ずフィットネスを
利用するはずだ！

私は偶然を装って、フィットネスで有名な歯科医師の先生と出会い、
そこでお互いが歯科医師ということが解り、歯科の話に花が咲き、
最後は友達になるという姑息なシナリオを考えていた。

ホテルのフロントに電話して、フィットネスの料金を聞くと、
１回が５２５０円と言われる。

「もし朝と夜、１日２回利用したら？」
「１０５００円になります！」と言われて
「フィットネスでお友達計画」を泣く泣くあきらめる。

ホテルの外を走るのはただ！と早朝からホテルの
周辺を走るのだが、有名な歯科医師の先生にばったり出会って、
友達になることは最後までなかった。

土曜日の朝の９時から始まる「サイナスリフトＶＳソケットリフト」の
セッションを一番前で聞こうと３０分前に会場入り！

最前列をＧＥＴ！！

しかし、関係者以外誰も人がいない。

セッションが９時に始まっても、参加者の姿はまばら！

大丈夫か？クイント！！と思わず突っ込みたくなる！！

午後には、お昼を食べる時間も惜しんで
メインのＡホールに移動して、またまた最前列に座る。

しかし、このＡホールでの、あの内藤先生と小濱先生の講演の時でさえ、
広い会場には数えるほどしか参加者の先生がいなかった。

世界のグルンダーの話を聞く前に、私は会場を変更して
咬合治療のセッションのホールへと向かった。

驚いた！

本当に驚いた！！

他の会場が、参加者がまばらなのに対して咬合治療の会場だけ、
外に溢れるくらいの参加者がいるではないか！！！

ここの座長は本多先生、今井先生も高井先生も
スピーカーとして頑張られていた。

今回の大会で私は多くのことを掴んで今までの断片的な
知識の整理をすることが出来た。

ここ数年間、私のインプラント治療に対するジレンマ
咬合治療に対するジレンマがかなり整理できて本当に良かった。

しかし、さすがに４年に１度の大きな歯科大会！！

日本全国の著名な歯科医師、ビッグネームが
そこら中を歩いている。

私は知り合いの先生を見つければ
近くによって必ず挨拶をした。

過去、講演やセミナーを受講した講師の先生の
姿があれば、私はその先生に向かって大きく会釈をした。

私は先方を知っている！
しかし、先方にとっては私はあくまで
大勢の参加者のわずか一人に過ぎない！！

大きく会釈をする私の姿を見て
多くの有名な先生が首を捻られた。

「誰だったけ？？あんた！！」

いいのだ！何度も何度もあきらめないで
挨拶と会釈を繰り返せば、いつか私のことを
覚えてくれるはず！

そして、有名な先生と友達になれるかも？？

最初から最後まで、どこまでもミーハーな私だった！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。