スリランカAYUPIYASA(アユピヤーサ)
始まりはタイのホアヒンの
チバソムで出会った出版社の
方から頂いた1枚のアーユルベーダリゾートの
パンフレットからだった。
「友達がスリランカで、アーユルベーダリゾートを
新しくオープンしたので、興味があればどうですか?」
日本人が、ほとんどいなかったチバソムで
初めてお昼を一緒に食べた方からの、
たった1つの情報に、私はなぜか私は反応した。
私は自分の直感を、信じるようにしている。
誰かの導きで。この私にスリランカに行けと
言っているのなら、私は喜んで馳せ参じよう!!
実はスリランカと私の出会いは、これが初めてでは無かった。
スリランカのコロンボは、ある面で
飛行機のマイルを貯めて自由に世界を飛びまわる
マイラーにとっては、聖地のような場所だ。
今はさすがにルールが変わり、10年前の
ように、凄いうまみはなくなったものの
スリランカで海外航空券を発券することは
格安でロングの旅を楽しむことが出来る。
私はスケジュールを確認して、即座に
スリランカ行きを決定した。
行き先は「スリランカAYUPIYASA」
日本人のAさんが昨年11月にオープンした
アーユルベーダリゾートだ。
お盆休みの関係上、わずか2拍だが
私は「スリランカAYUPIYASA(アユピヤサ)」で
アーユルベーダを学ぶことと、自分の精神と
肉体のオーバーホールを行いたいと、考えていた。
私が今、所有している1年オープンのチケットは
ドバイ行きのエミレーツと、ソウル行きの大韓航空だけ!
今回は遠回りながら、ドバイ経由で
スリランカのコロンボを目指した。
私に取って旅行とは、人生の縮図!!
人生とは、修行と学びの旅!
旅行も、修行と学びの旅!!
敢えて、遠回りも悪くない。
深夜、関西空港を出発したエミレーツ航空317便は
予定通り、早朝の4時30分にドバイ国際空港に到着した。
4時間の乗り継ぎの時間を何とか有効に使おうと
考えた私は無謀にも、タクシーで市内に向かい
先日オープンしたばかりの世界一高いバベルの塔
「ブルジュドバイ?」のアルマーニホテルに向かった。
アルマーニホテルで朝食を食べて
ギリギリの時間に空港に戻るプランを立てた。
さすがに早朝のドバイの道はスキスキで
わずか15分でアルマーニホテルに到着した
私は、早朝にも関わらず多くのホテルスタッフから
凄い歓迎を受けるのだった。
「いや、私はこのホテルのゲストでは無い!
単にここでブレックファーストを食べたいのだ!!」
私の拙い英語に「ブレックファーストは朝の7時30分から、
それまでは、このロビー座ってお待ちください!!」と答える。
時計を見ると、まだ5時前だ!
今から2時間半もこのロビーでは気が詰まる。
それに7時には乗り継ぎのために
遅くとも空港に帰らないといけない。
私はアルマーニホテルなら24時間営業のカフェがあって、
そこで朝食を食べようと考えていた。
下調べをしない私は、ホテルスタッフに丁重に
ホテルから追い出された。
早朝のドバイ、朝日も出ていない時間と言っても
既に30度は超えている熱さ!!
ドバイは広く、アルマーニホテルの前は
一台の車も、もちろんタクシーも通っていない!
さて、どうやって、空港まで帰ろうか?