歯科メーカーも、生き残りをかけて!
政権交代!
民主党には期待をするが
最近、複数の友人から
「中野は、いつ政治の世界へ行く?」
何て冗談ぽく言われる。
それは、私が岡山政経塾塾生だから?
それとも大前研一塾塾生だから?
私の軸は、歯科医師の臨床にあり!!
この軸が、ぶれたらまずい。
日本の歯科の機械の値段は、かなりお高いのだが
これまた不思議なくらいに高いのが、その機械の修理代金だ。
歯を削るタービンと言う機械がある。
スタッフは毎日愛情をこめて、この機械のメインテナンスを
行っているのだが、少し前にある1本の調子が悪くなった。
その修理代金が13万円ときた!
新品を買えば、12万円!
新品より、修理代金の方がなぜ高い?
これまた歯を削るコントラと言う機会がある。
先の調子が悪く、先日修理に出した。
その修理代金の見積もりが届いたのだが、1本7万円!
新品を買えば6万円で買えるので、エコとは反するが
前のは処分して、新品を買う。
なぜ歯科の機械の修理代金は高いのか?
その1つの理由は、独占された業界だからであろう?
カボのハンドピースが壊れたら、日本の歯科医師は
材料店を通じて、修理をカボの会社に依頼する。
もちろん愛見積もりなんて決して取らないので
カボの会社の「言い値」で修理を行うか?それとも
修理をあきらめるかの選択しかない。
ベンツのドアが凹んだら、ヤナセ以外にも
カーコンビニクラブと言う選択もあるではないか?
歯科の業界のパイは決して広くないので
歯科の機械専門で修理を行うベンチャー何て存在しない。
(なら自分で作ろうか?)
ハンドピースの修理1本 5万円
タービンの修理1本 3万円
何て今までの業界の修理代金の相場の半分でも
全国の歯科医院から依頼を受ければ、十分に採算性は
あるのではなかろうか?
業者は、部品が高いからと言い訳する。
しかし、その部品の値段も、業者が自分で勝手に
付けた価格であって、日本の歯科の材料や部品の価格は
海外と比較して、かなり割高になっている。
例えば、日本の歯科の機械の部品を中国で製造させて
それを使って修理を行えば、格安で日本の歯科医院の
機械の修理が出来るではないか?
これから日本の歯科医院の経営がますます厳しくなると
無駄な支出をいかに減らすかが、生き残りの勝負にもなる。
新しい材料にすぐに飛びついて、一番無駄使いをするのは
歯科医院の院長であるのは、日本中どこでも同じであろうが!
以前、上海の日本の歯科メーカーの工場を見学した時に
歯科治療イス「ユニット」はなぜか日本向けと、東南アジア向けの
2つのラインがあり、日本向けのユニットは1台400万円
東南アジア向けのユニットは1台100万円!!
この4倍もの違いは。いったい何??
円高になっている今、海外歯科材料購入ツアーの
FAXが今朝当院にも届いた。
私たち歯科医院が、生き残りをかけるように
日本の歯科材料店だけでなく、大手の歯科機械メーカーも
生きるか死ぬかの時代に、既に突入している。