歯科衛生士学校の講義 ファイナル!!!
衛生士学校の授業の準備のため
深夜までPCの前で仕事を続ける。
木曜日の朝、起きても凄く疲れが残っている。
昨夜、いや、今朝は3時過ぎまで仕事をしていた。
しかし、同窓会の会議から帰宅したのが
12時前なので、実質は3時間も集中していない!
誰にでも1日は24時間しかないが
時間に関しては、決して平等でないと強く感じる。
私には、1日は24時間では決して足らない!!
今日はある歯科衛生士学校の、私の担当科目
「歯科臨床概論」の最後の授業の日だった。
最後の授業と聞くと、感無量になる私!
そして、最後の授業を成功裏に終わらせるために、
私は深夜まで準備を進めていた。
2か月前、私の授業の半分が終わった時に、
学生さん全てに無記名のアンケートを行った結果
「現役の歯科衛生士さんの話が直に聞きたい!」
そんな声が多くあった。
そして、私はあるチーフ歯科衛生士にお願いして
今日の授業の最初に「現役歯科衛生士の声」
として話をしてもらった。
彼女はこの学校のOBだった!
歯科衛生士のチーフの彼女は、慣れないパソコンの
パワーポイントを使って、学生さんに対する
プレゼンテーションを、自分で最後まで作っていた。
彼女のパワーポイントは、
かなりの素晴らしい出来栄えだった。
昨日の水曜日に、事前の予行演習はしていたのだが
予行での彼女の話と本番の話では、少し違っていた。
彼女の話を聞いている内に、
10年以上当院で頑張ってもらっている
彼女の本音の声が聞こえてくるような気がした。
初めて聞いた内容も多かった。
私は12年間、彼女の何を見ていたのだろうか?
彼女は飾らない言葉で、彼女のここ12年間の
歯科衛生士としての人生、妻としての人生、
母親としての人生、女性としての人生を、
淡々と語ってもらった。
学生さんの心には、かなり沁み入った話になったと思う。
彼女の話から、きちんとバトンを受けた私は、最後、 全力で彼女達に伝えたいことを話していった。
私も本音で話して、全力で目の前の彼女たちに
ぶつかっていった。
本気で頑張ったつもりだ!!
授業が終わった後で、初めて多くの学生さんから
私は声を掛けてもらった。
「先生の授業、今日で本当に終わりなんですか?」
「中野先生には、次はいつ会えるんですか?」
うれしい言葉だった。
私はこの衛生士学校の授業を通じて、
自分自身大き成長させてもらった。
私はこの衛生士学校の授業を通じて、
目の前の学生さんに凄く貢献したかった。
彼女たちの役に立ちたかった!!
そして、そして、私の授業は終わった。
何か凄く寂しい!!!