アメリカ審美歯科学会 ラスト
早いもので今回参加している
アメリカ審美歯科学会も5月1日の
午前中で最終日!
最終日は午前6時からアメリカらしく
5Kのファンライド!
皆で5キロを一緒にジョギングしましょうと言う
イベントがあったのだが、ウェイクアップコールに
失敗して、目が覚めると8時を回っていた。
昨日のインターナショナルミーティングで
この学会の細かな情報を色々な先生から入手した。
朝一番で思い切ってレクチャーの内容を変える。
誰か会場に日本人の姿はないか見渡すも、誰一人日本人は見かけない!
これは今夜の夕食も一人ぼっちかと思いながら
一番人気のコッシのレクチャーを受ける。
途中の休憩時間に椿先生の姿を見つけた。
椿先生から「誰かに会いましたか?」と聞かれる。
昨日まであれだけいた日本人の先生はどこに
雲隠れしてしまったのか?
3時間の講義が終わり、椿先生に話かけると
今からアラモアナで家族と待ち合わせてランチと言われる。
それが本当にうらやましい!
実は今日の夕食となる「この学会のガラディナーにご一緒しませんか?」
と椿先生に昨日誘われてうれしく思ったのだが
その時点でチケットがすでにソールドアウトしていたので
縁が無かったとあきらめるしかなかった。
山崎先生をはじめ、著名な先生の姿はどこにも無かった。
ほとんどの先生はヒルトンに宿泊されていて
ガラディナーもヒルトンで開催されるので
夕方にヒルトンをウロウロとすれば
誰か夕食をともに取ってくれる人が見つかるかも?
しかしハワイのヒルトンワイキキビレッジはとてつもなく
巨大!約束も無く、単に歩きまわるだけで初対面の私と夕食を共に
取ってくれる人を見つけるのはこの段階では可能性は極端に低い!
せめて昨日の山崎先生のレクチャーの後で名刺の1枚でも渡して
レクチャーの感想を述べておくのだった!
チャンスの女神は前髪しかないことを実感した。
今日の夕食はアラモアナショッピングセンターの中にある六角
と言う和食の店で一人食べようと予約をした。
「六角」はアラモアナの中ではわかりにくい場所にある。
予約時間の6時15分に間に合うように、急いで六角に私は向かっていた。
大きな通りから横にそれて、小さな通りを急いだ。
あの角を曲がれば六角があるはずだ!
驚いた!
なんとそこには日に焼けた山崎先生が
座っているではないか?
山崎先生も私の存在を日本人で学会に参加した歯科医師と
認めてくれて、すぐに立ち上がって挨拶をしてもらった。
「すみません!こんな場所ですが、名刺だけお渡ししてもいいですか?」
アラモアナの片隅で私と山崎先生の話ははずんだ。
「今度、広島にSJCDを立ち上げたので、ぜひ先生も力を貸して下さい!」
「こんな私でよろしければ喜んで!」
その場で山崎先生を私が食事に誘ったかどうかって?
私はそこまで野暮じゃない!
海外での3時間もの発表を無事終えて
アラモアナの片隅でくつろいでいる
先生の邪魔をする訳にはいかない!
しかし、あのタイミングであの場所で山崎先生と
ばったり会って話ができるなんて果たして偶然だろうか?
いやこれは偶然でなく、私の強い思いが呼び込んだのだ!引き寄せの法則だ!
だからこれ以上を私は望まない!
大きな勇気をもらった私は、
一人で六角での和食を楽しんだ!
六角の和食はポーションが多くて、釜めしを含めて3品頼んだ私は
ひとりで来たことをすぐに後悔した!!
量が多すぎる!!!