「倒産する歯科医院」の
昨日のブログに、コメントと、
メールの意見を多数もらう。

歯科医師の先生からは、賛同する意見が多数、
医師の先生からは、厚生労働省は医師を今の
１、５倍に増やすつもりなので、５年後は
医師の世界にも大倒産時代が来ると言う意見を頂く。

日本における全ての産業が、成熟期に入っている今
医療だけが守られることは決してないが、
これからの日本で生きてゆくには健康が一番大切と
思っているのは、私だけであろうか？

しかし、私のこんなブログの影響が予想以上に大きいようで
怖い気持ちも十分感じる。

今日の土曜日に、私が講師をしているベル歯科衛生士学校の卒業式と
謝恩会が開催された。

私は謝恩会では、卒業生のみんなに喜んでもらえることがしたいので
例年、歌と踊りを披露している。

昨年は、ＤＪオズマのアゲアゲで盛り上がったが、今年はどうしようと
数ヶ月前から悩んでいた。

当院の忘年会で披露した、「矢島美容室」なら衣装もあるし、振り付けも完璧だが、ホテルの宴会場で卒業生を前に、あの格好と化粧で登場するのは
この時節、セクハラと捉えられる危険性が高い！

岡大３バカトリオと、私たちが呼んでいるハローのＴ先生と、しんくらのＨ先生と相談して、３人で、昨年のＣＤ売上ナンバー１の嵐の「ワンラブ」を歌おうと言うことになっていた。

３月１日の同窓会での講演の準備に追われて、私は嵐のワンラブを一度も聞いていなかった。

３月１日の夜に、やっと時間が出来て、ユーチューブで、嵐のワンラブを見て驚いた。

難しい！！

私はこの歌のサビの部分しか知らなかった。
ソロのパートも多く、１週間では絶対こ歌詞を覚えることは不可能だ。

Ｔ先生に、泣きのメールを入れて、昨年末に解散したので、既に旬ではないのだが、羞恥心の羞恥心を、踊りと歌でどうかと問い合わせた。

私以外の２人はとても懐が深く、謝恩会の前日に我が家に集合して
夜遅くまで羞恥心の振り付けの練習が続いた。

今日はその本番当日だった。
タクシーが来る時間まで、ユーチューブで羞恥心の動画を見て
頭に振り付けを叩き込む！！

失敗してもいい！場が盛り上がればそれでいい！！
歌唱力より、挑戦する力を見てほしい！！

そんな気持ちで、最後の最後まで振り付けを覚えるのだが、体と頭は連動しないのが、四捨五入すると５０歳となる中年男性の悲しい性！

予想以上に早く、私たちの出番が来た。

私は、歌と踊りの前に、一言だけ挨拶した。

「４月から、あなたたちは歯科医院に歯科衛生士として就職します。

不安と期待が入りまじった複雑な心境だと思いますが、
歯科臨床概論を担当した私から、１つだけアドバイスがあります。

それは、目の前の方に、喜んでもらうように常に考えて行動して下さい！

それだけです。

喜んでもらえる行動を３か月続けることができたら、仕事は凄く面白くなりますし、１年間続けることができたら、あなたはその歯科医院において間違いなく欠かすことのできない、大切な存在になっているはずです。

ぜひ、目の前の人に喜んでもらうことが出来る人になって下さい。

では、私たちは、卒業生のみなさんに喜んでもらえるように、今から歌います！」

肝心の歌と踊りの出来は？

それは秘密です！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。