CT撮影する時に守っていただきたい注意事項やCT機器についてご説明します。
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CT撮影される方へのお願い
なかの歯科・矯正歯科クリニック(岡山)では歯科治療を進めるにあたってCT撮影したほうが良い結果になると判断した場合に、撮影のご協力をお願いしております。
また、撮影するにあたっては下記の注意事項がありますので、CT撮影する患者さまはお守りください。
注意事項
金属は写り込みますので、アクセサリー類(髪留め、ピアス、イヤリング、ネックレスなど)は撮影前までに外しておいてください。
- 撮影機器に頭部が当たる可能性があるため、まとめ髪やボリュームの出る髪型はお控えください。
また、女性の方はできるだけ髪の毛を下ろしてお越しください。
- ペースメーカーなどの医療電子機器を使用している方は、担当スタッフにあらかじめお知らせください。
当院で使用しているCT機器は放射線からの被曝量が少ないタイプを導入しています。
また、放射線は基本的に頭へ照射しますが妊娠されている方をはじめCT撮影に不安のある方は防護エプロンを用意しますので、お申し付けください。
歯科用コーンビームCT「ガリレオス」

当院では、シロナ社の歯科用コーンビームCT「ガリレオス」を導入しました。これにより、レントゲンの2次元画像では分かりにくかった口と歯や歯槽骨の状態がより詳しく分かるようになりました。また、下記メリットなどもございます。
ガリレオスを選んだ理由
被曝線量が最小クラス
X線を使用した診断には少なからず被曝と言う問題があります。そこで、患者さまにできるだけ安心して撮影にご協力いただけるよう、普通フィルムのパノラマレントゲン波より少ない数値で、被曝量が最小クラス「29uSv」のガリレオスを導入しました。
撮影範囲が広い
ガリレオスは低線量ながら1回の撮影範囲が直径15cmと広範囲なので、1度の撮影で顎顔面全域を撮影することができます。撮影範囲が広いのでインプラント手術前の診断時などに最適です。
オールインワンですぐ診断可能
CTによっては、撮影データを専用CDに出力してからパソコンにインストールする作業が必要で、診断までに時間を要していました。ですが、ガリレオスなら歯科診断用ソフトがインストール済なので撮影後すぐに診断が可能となります。
ソフトが素晴らしい
ガリレオスのソフトの素晴らしさは、歯科スタディーグループ「SJCD」の多くの先生方にも評価されています。特に3D画像を直感的に把握できるスライシングウインドウは、患者さんにとっても理解しやすい画面と言えます。