今回の打ち合わせ場所はバーリの街から少し離れていたので
私は移動にレンタカーを用意してた。

そのミッションのレンタカーで私は大きなトラブルを起こしてしまった。

イタリアの小さな街は道が狭いことろが多く、片側には
路上駐車で車が並んでいることが多い、私はぶつけないように
丁寧な運転を心がけていたのだが、クラッチの操作を誤り
何度かエンストを起こしていた。

 

 

ある駐車場で事件は起こった。

 

 

その駐車場は大変広く、係員の方がここに車を止めろと言われた場所は
平たんな場所ではなくて、かなり勾配が付いている場所だった。

 

私はバックで車を止めて、パーキングに入れてエンジンを止めた瞬間に
事件は起こった。

 

「車が動いている!」妻が叫んだ。

私はとっさにサイドブレーキを探し、エンジンをかけて
ギアを1に入れようとクラッチを踏んだ。

 

 

クラッチを踏んだ瞬間、車が大きく後ろに動き、何かにぶつかって止まった。

後ろの車止めの柵が大きく曲がり支柱がむき出しになっていた。

 

 

この柵が無ければ、もしくはこの柵の作りが悪かったなら
私と妻は車ごと下に落ちていて大きな事故になっていたはずだ。

そこからも大変で私は生まれて一番緊張しながら
その場で坂道発進を何とか成功させた。

 

驚いたことは別にあった。

私は柵に車をぶつけて、柵をほぼ壊したのに
駐車場の係員の方は私に一言も何も言わないで
スルーだったことだ。

イタリアではよくあることなのだろうか?

車のバックは大きくへこんだのだが
私と妻にケガが無かったことが不幸中の幸いだった。

この事故で私の体調不良はさらに悪化してしまった。