「虫歯=削って治す」時代は、終わるのか? 世界の歯科医療を揺るがす“痛くない虫歯治療”の衝撃
「虫歯=削って治す」時代は、終わるのか?
世界の歯科医療を揺るがす“痛くない虫歯治療”の衝撃
こんにちは。
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック院長の中野です。
今日は、歯科医師である私自身が
「これは本当に時代が変わるかもしれない」
と感じた、世界的に注目されている研究についてお話しします。
それは――
「ドリルで削らない、痛みのない虫歯治療」です。
■ 海外の大学で開発された“エナメル質再生ジェル”
海外の研究チーム、特にノッティンガム大学などの研究を中心に、
歯科界を震撼させる報告が、世界最高峰の科学誌「Nature」に掲載されました。
内容を一言で言うと、
「歯のエナメル質を“再生”させるジェルが開発された」
というものです。
これまで虫歯治療といえば、
虫歯をドリルで削る
麻酔をして痛みを抑える
人工物(詰め物)で補う
これが“当たり前”でした。
しかし今回の研究は、その常識を根底から覆します。
■ 治療は「削らない」「痛くない」「麻酔も不要」
研究で開発された再生ジェルは、
歯のエナメル質を構成する成分に非常に近い生体由来の材料で作られています。
治療の流れは驚くほどシンプルです。
虫歯部分を最小限に清掃
ドリルで大きく削ることはしない
表面の柔らかい部分だけを軽く処理
再生ジェルを塗布するだけ
これだけで、
歯の表面に密着したジェルが
自然なエナメル質の形成を促し、硬さまで回復する
というのです。
つまり、
ドリル不要
麻酔不要
痛みほぼゼロ
まさに、夢のような治療法です。
■ カギを握るのは「ペプチド」
この再生ジェルには、
エナメル質の形成を促す特殊なペプチドが含まれています。
このペプチドが歯の表面に密着し、
まるで“設計図”のように働いて、
新しいエナメル質を自ら作らせるのです。
人工物を詰めるのではなく、
「自分の歯を、自分の力で再生させる」
これは、これまでの歯科治療とは
まったく発想の違うアプローチです。
■ 本当に実用化されるのか?
もちろん、現時点ではまだ研究段階です。
すぐに日本の歯科医院で使える治療ではありません。
しかし、
世界の歯科医療は確実に
「削る治療」から「守り、再生する治療」へ
と大きく舵を切っています。
私たち歯科医師にとっても、
いかに歯を残すか
いかに削らずに治すか
いかに痛みや恐怖を減らすか
これが、これからの時代の使命です。
■ 岡山なかの歯科が大切にしていること
当院でも、
できる限り削らない
できる限り神経を守る
できる限り痛みを抑える
MI(最小侵襲治療)を基本理念として診療を行っています。
今回の研究は、
その考え方が「世界標準」になりつつあることを
強く実感させてくれました。
■ 「虫歯=ドリルで削る時代」は終わる?
私は断言します。
「終わります。ただし、少しずつ確実に。」
そしてその未来は、
決して遠い話ではありません。
歯科医療は、
今まさに“革命の入り口”に立っています。
これからも岡山なかの歯科・矯正歯科クリニックでは、
最新の知見と確かな技術をもとに、
患者さんにとって最善の治療を追求し続けます。
未来の歯科治療に、ぜひご期待ください。
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