歯科医師が教えるここだけの歯の話
2023-12-15
妻から歯ぎしりを指摘されました、歯科で治りますか?
なかの歯科・矯正歯科クリニックの院長、中野浩輔です。妻から指摘された歯ぎしりの問題について、歯科医院での対応可能性に関してご説明します。
歯ぎしり(ブラキシズム)とは
歯ぎしりは、無意識に歯を強くこすり合わせたり、噛みしめたりする行為を指し、睡眠中に多く発生します。ストレス、不安、不正咬合(噛み合わせの問題)などが原因となることがあります。この状態が続くと、歯の摩耗、歯の破損、顎関節症などを引き起こす可能性があります。
歯科での治療方法
マウスガードの使用:
- 歯ぎしりを防ぐために、マウスガードやナイトガードの使用を推奨します。これは、歯の摩耗を防ぎ、顎関節への圧力を軽減します。
咬合調整:
- 不正咬合が原因の場合、咬合調整を行うことがあります。これは、噛み合わせのバランスを整える治療です。
ストレス管理:
- ストレスが原因の場合、リラクゼーション技法、カウンセリング、適切な睡眠環境の確保などが推奨されます。
物理療法:
- 顎関節に痛みがある場合は、物理療法を含む対処方法が検討されます。
歯ぎしりの予防と自己ケア
- ストレス軽減:日々のストレスを管理し、リラックスする時間を持つことが重要です。
- 良い睡眠習慣:規則正しい睡眠習慣を確立し、睡眠の質を高めることが推奨されます。
- 定期的な歯科検診:歯の摩耗や顎関節の問題を早期に発見するために、定期検診を受けることが大切です。
まとめ
歯ぎしりは歯科医院で治療可能です。原因に応じたアプローチを行い、歯の健康を守るための対策を提案します。歯ぎしりに関するお悩みや、その他の口腔問題についてご相談があれば、なかの歯科・矯正歯科クリニックまでお気軽にお問い合わせください。
ちなみに、私は妻から大いびきを指摘されますが、対応はしておりません!!
Dr.中野の活動記録
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