なかの歯科・矯正歯科クリニックの院長、中野浩輔です。40代、50代の方々からよく寄せられる質問、「年齢を重ねても矯正治療は可能か」というご質問にお答えします。

年齢と矯正治療

結論から申し上げますと、40代や50代でも矯正治療は十分可能です。年齢を重ねた大人の矯正治療は、以下の点を考慮に入れて行われます。

1. 歯と歯周組織の健康状態：

   • 矯正治療を行う前に、歯と歯周組織の健康状態を詳しく診断します。歯周病や虫歯がある場合は、まずこれらの治療を優先します。

2. 骨の健康：

   • 年齢を重ねると、骨密度に変化が生じることがあります。矯正治療では、歯を支える顎の骨の状態も重要です。

3. 治療期間：

   • 成人の矯正治療は、子供の頃に比べて治療期間が長くなる傾向があります。これは、大人の骨の再編成がゆっくり進むためです。

4. 治療方法の選択：

   • 透明なマウスピース（例：インビザライン）や裏側矯正など、目立ちにくい矯正方法が成人には好まれます。

5. 総合的な健康状態の考慮：

   • 全身の健康状態も考慮し、特に慢性疾患がある場合は、その管理と治療計画を調整します。

成人矯正のメリット

• 見た目の改善：美しい歯並びは自信を与え、若々しい印象を作り出します。
• 口腔衛生の向上：正しい歯並びは、ブラッシングやフロスがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らします。
• 咬合の改善：噛み合わせの問題を解消し、長期的な口腔健康に寄与します。

まとめ

40代、50代であっても、矯正治療は健康な口腔環境を作り出すための有効な手段です。年齢は矯正治療の障害にはなりません。なかの歯科・矯正歯科クリニックでは、成人の矯正治療にも対応しております。ご興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。美しい笑顔は、あらゆる年齢で輝くことができます。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。