そして私たちの出番となった!札幌で発表
PMCアワード当日
誰よりも早く会場に入り
一番前の席をGETしようと思っていた。
座席は既に決められていて
私たちは発表者と言うこともあり
有難いことに一番前の席だった。
午前中はPMCの中野会長のお話
今後の日本の歯科の行く末を見据えたお話であり、
当院が今後力を入れること、方向性とも一致していて
少し安堵する。
15分の休憩を得て私たちの出番だ。
一番は当院のサブチーフ永井の発表だ。
実は彼女は何度も何度も事前に
練習していたのだが、直前のトラブルもあり
心配していたのだが、流石の安定感
あの200名を前に落ち着いて話すスタッフは
日本広しといえども、そんなにいない。
私は最初から浮足立っていた。
私は岡山大学歯学部同窓会の会長をしていた時は
折に触れて、大勢の前で挨拶をさせて貰っていた。
口の悪い岡山大学歯学部の教授からは
「お前は挨拶がへただ!人前で話すことがへただ!!」
と何度も何度もダメ出しをされていた。
しかし、そんな私は必ず挨拶文は暗記して
書いた文章をただ読むと言う挨拶だけは
したくないと強く思っていた。
パワーポイントを使った発表なので
人に見えないようにPCに文章を書きこむことは
出来るのだが、私は今回は開場の様子を見ながら
人の反応を見ながら、話す内容や力を入れるポイントを
加減しようと思っていた。
また会場には歯科医院の院長先生だけでなく
多くの女性スタッフも参加していた。
女性スタッフも聞いて楽しい、喜んで貰える
話がしたいと強く思っていた。
私はその場で舞い上がっていた。
気が付けば後15分の合図が後ろでされた。
私たちの前の段階で既に30分も予定より
遅れていた。
私たちは早くすることはしないでも
時間通りに必ず発表を終えようと思っていた。
私は過去の半日や1日の講演でも
時間にはかなり正確と言われていた。
60分の持ち時間なら60分ジャストで
5時間の講演時間ならほぼほぼジャスト5時間で
話をまとめる自信はあった。
私はその場で舞い上がっていた。
最後のスライドはドンドンと飛ばして
会場から失笑が漏れた。
時間をかけてしっかりと伝えないといけない
スライドを私はサラリと流してしまった。
大いに反省する時間となった。
その日、私はすすきので荒れた!!