日本口腔インプラント学会第45回中国・四国支部学術大会にて 当院の「オールオンフォー治療」についてポスター発表を行いました
こんにちは。
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック院長の 中野浩輔 です。
先日、岡山市で開催された「日本口腔インプラント学会 第45回中国・四国支部学術大会」に参加し、当院で行っているオールオンフォー治療(All-on-4)について、ポスター発表を行ってまいりました。
このような格式ある学術大会が、私たちの地元・岡山で開催されたことは、非常に意義深く、また光栄に感じております。
日本口腔インプラント学会 中国・四国支部学術大会とは
日本口腔インプラント学会は、日本最大規模のインプラント専門学会であり、その中でも中国・四国支部学術大会は、日々臨床の最前線に立つ歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が集い、最新の知見や技術を共有する重要な学術集会です。
第45回となる今回は、岡山市での開催ということもあり、会場は非常に活気にあふれ、多くの先生方と直接意見交換を行う貴重な機会となりました。
当院が発表した「オールオンフォー治療」とは
今回のポスター発表では、
「無歯顎、もしくは多数歯欠損患者に対するオールオンフォー治療の臨床的有用性」
をテーマに、当院で実際に行ってきた治療症例や治療プロセスについて報告しました。
オールオンフォー治療とは、
最小限のインプラント本数(通常4本)で、片顎すべての歯を支えるインプラント治療法です。
総入れ歯が合わない
多くの歯を失って噛めない
骨が少なく従来のインプラントが難しいと言われた
このようなお悩みをお持ちの患者さまに対し、短期間で噛める機能と見た目を回復できるのが大きな特徴です。
当院が大切にしているオールオンフォー治療の考え方
発表では、単に治療結果を示すだけでなく、
「なぜその治療計画にしたのか」
「安全性をどう確保しているのか」
「長期的に安定させるための工夫」
といった点についても詳しく説明しました。
当院では、
歯科用CTによる精密診断
デジタルシミュレーションを用いた治療計画
外科・補綴の両面からの総合的判断
術後メンテナンスまで見据えた長期管理
これらを徹底することで、「ただ入れるインプラント」ではなく、「一生使えるインプラント治療」を目指しています。
多くの先生方とのディスカッション
ポスター発表の場では、中国・四国地方だけでなく、他地域から参加された先生方からも多くの質問やご意見をいただきました。
症例選択の基準
即時荷重の考え方
合併症を防ぐためのポイント
患者満足度を高める工夫
どれも非常に有意義なディスカッションであり、私自身も改めて自院の治療を見直す良い機会となりました。
学会発表を日常診療へ還元するために
学会での発表や議論は、決して自己満足で終わるものではありません。
大切なのは、そこで得た知識や気づきを、日々の診療にどう活かすかです。
今回の学術大会で得た最新の知見や他院の取り組みも、今後のオールオンフォー治療、そしてインプラント治療全体の質の向上にしっかりと反映させていきたいと考えています。
岡山で安心してオールオンフォー治療を受けていただくために
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニックでは、
岡山市でオールオンフォー治療を検討されている患者さまに、安心・安全で納得のいく治療を提供することを使命としています。
今回の学会発表を一つの節目として、
これからも学びを止めることなく、地域医療に貢献できる歯科医院であり続けたいと思います。
インプラント治療、オールオンフォー治療についてご不安やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
今後とも、岡山なかの歯科・矯正歯科クリニックをよろしくお願いいたします。