カムログインプラント日本発売25周年を迎えて
カムログインプラント日本発売25周年を迎えて
――長期安定性と信頼性を実感するインプラントシステム――
こんにちは。
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック院長の中野浩輔です。
本日は、インプラント治療に携わる歯科医師として、非常に感慨深い話題についてお話ししたいと思います。
カムログインプラントが、日本での発売から25周年を迎えました。
インプラント治療はここ20〜30年で大きく進化し、材料・設計・手術手技・デジタル技術など、あらゆる分野で発展してきました。その中でも、長い年月にわたり世界中の歯科医師から信頼され続けているシステムの一つが、カムログインプラントです。
私自身、これまで数多くのインプラントシステムを臨床で使用し、経過を追ってきました。その中でカムログインプラントに対して強く感じているのは、「とにかくトラブルが少ない」という点です。
特に印象的なのは、補綴物(被せ物)の緩みがほとんど起こらないことです。
インプラント治療において、長期的なトラブルの一因となりやすいのが、アバットメントスクリューの緩みや補綴物の不安定さです。しかしカムログインプラントは、独自のコネクション構造により、インプラント体とアバットメントが非常に精密かつ強固に結合します。
この構造により、噛む力が一点に集中しにくく、力が分散されるため、ネジの緩みや補綴トラブルが起こりにくいのです。実際、長期間メンテナンスを続けている患者さんでも、大きな補綴トラブルを経験することは極めて稀です。
また、カムログインプラントは骨との結合(オッセオインテグレーション)が非常に安定している点も大きな特長です。表面性状や設計が長年にわたり改良され、初期固定が得やすく、治癒も安定しています。その結果、長期的な予後が非常に良好であると実感しています。
25年という年月は、インプラント治療の世界では決して短くありません。
それだけ長く使われ続けているという事実は、科学的根拠・臨床実績・信頼性の積み重ねがあってこそ成り立つものです。流行り廃りではなく、「本当に良いもの」が残ってきた結果だと感じています。
当院では、インプラント治療において「見た目が良い」「しっかり噛める」だけでなく、10年、20年先まで安心して使えることを何より大切にしています。そのためには、術者の技術はもちろん、使用するインプラントシステムの信頼性が不可欠です。
カムログインプラントは、その点において患者さんにも自信を持っておすすめできるインプラントの一つです。
これからも、確かなエビデンスと長期的な安定性を重視し、患者さん一人ひとりにとって最善の治療を提供していきたいと考えています。
日本発売25周年、本当におめでとうございます。
そして、これからのさらなる進化と臨床への貢献を期待しています。
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック
院長 中野浩輔
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