歯が欠けたときにどうすれば良いか?
なかの歯科・矯正歯科クリニックの院長、中野浩輔です。
今日は「歯が欠けたときにどうすれば良いか?」についてお話しします。
歯が欠けるという経験は、多くの人にとって予期せぬものです。
私も数年前の2月14日のバレンタインデーに患者さんから頂いた
チョコレートを食べていて、歯が欠けて驚きました。
このような状況が起きたとき、適切な対応をすることが重要です。
歯が欠けたときの対処法
まずは冷静になる:
まずは落ち着きましょう。歯が欠けたことによる痛みや出血がある場合は、
冷たい水で口をすすぎ、清潔なガーゼで優しく圧迫して出血を止めます。
欠けた歯の破片を探す:
可能であれば、欠けた歯の破片を見つけてください。
清潔な容器に水または生理食塩水を入れ、その中に破片を保管します
これが後の治療で役立つことがあります。役に立たないこともあります。
歯科医院に連絡する:
できるだけ早く歯科医院に連絡し、緊急の診察を依頼します。
欠けた歯の状態、痛みの有無、破片の有無を伝えましょう。
痛みの管理:
痛みがある場合は、市販の痛み止めを使用することができますが、
使用前に歯科医師に相談してください。
また、冷たい飲食物や硬い食べ物は避け、歯を守りましょう。
歯が欠けたときの治療方法
軽度の場合(マイナーチップ):
歯の表面を滑らかにするだけで良い場合もあります。
中程度の場合:
コンポジットレジンと呼ばれる歯と同じ色の充填材を用いて形を修復します。
重度の場合:
クラウンやベニア、場合によっては根管治療が必要になることもあります。
予防
歯が欠けるのを防ぐためには、定期的な歯科検診で早期発見・早期治療を心がけ
、硬いものを噛むのを避け、スポーツをする際にはマウスガードを使用するなどの
予防策が効果的です。
歯が欠けたときは、早めの対応が重要です。なかの歯科・矯正歯科クリニックでは、
欠けた歯の治療だけでなく、予防についてもアドバイスをしています。
何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。