登坂、下り坂、ま坂
歯科医師の私は、歯科医院って場所をこう捉えていた。
診療室は舞台である、
スタッフ皆は役者さんであり、笑顔で患者さんに接し
最高な仕事をして欲しい。
歯科医院ってどんな舞台?
①より良い歯科治療を提供して来院してもらった患者さんに
満足してもらえる場所での舞台
②もう一つは、当院で働いている各業種のスタッフが
成長できる場を作ることが出来る舞台
成長できる場所、舞台をを作ることが院長の最大の仕事、
本気でそう考えていた。
だからミーティングでも
「働く意味は何?」とか「あなたが生きる意味は何?」
など哲学的な問答をすることも多かった。
「ありがとう」の言葉と笑顔が溢れる
日本一の歯科医院を目指しますと言い続けてきた。
有難いことに当院を卒業した
歯科衛生士さんや歯科医師の先生方は
各地で評判が良い。
県外に転居した歯科衛生士さんの院長先生から
メールが来て
「〇〇さんは凄く頑張っています!
本当にありがとうございます。」と言って貰えることは
心から嬉しく思う。
なかの歯科のOBの歯科医師が全国各地で
活躍していることも、心から嬉しく思う。
今時の言葉ではないかもしれないが
私は当院のスタッフを家族と思い
家族と同じように、しっかりと成長して
素晴らしい人になってもらいたい!
そう思っていた。
ご縁があり、当院を卒業しても
「さすがに、なかの歯科でしっかりとした
指導を受けてきたね!」
そう言って貰える人材を育成したかった。
しかし長い間、歯科医院を経営していると
登坂もあれば下り坂もある。
ましてや「ま坂」と言う坂も存在する。
でもね、私は決してあきらめない!!
100年継続する歯科医院を作るために
決してあきらめない!!!