歯科医院の倒産時代!あなたの通っている歯医者は大丈夫でしょうか?
歯科医院の倒産時代!あなたの通っている歯医者は大丈夫でしょうか?
テレビのニュースで「歯科医院 倒産時代、大廃業時代!」の文字に
目が行く。
確かに昨年の歯科医院の倒産、廃業は200件近い数字で
前の年の1.8倍も増加している。
今年はもっと悪化しているとの数字も出ている。
あなたが通っている歯医者も来月には
診療室を急に閉じるかもしれない。
歯科医院は医療業なので不況には強いはずだが
倒産、廃業するのには理由がある。
①歯科衛生士等の人手不足
歯科衛生士さんの求人倍率は今や25倍を超える。
当院では21名の歯科衛生士さんが平均で
12年も在籍してくれている、本当にありがたい。
②金属、材料費の高騰
金や銀やパラジウムの高騰が止まらない、また海外からの
輸入製品が多い歯科材料も数年前から極端に
値上がりしている。
③後継者不足
歯科医院経営が厳しさを増している中、自分の子供を
歯科医師にしようと言う親が減っている。
優秀な子供は医学部に進学して医師になっている。
私達が歯科医院を継承するのには
幾つかの方法しかない。
①実の子供が継承する
②勤務医等第3者が継承する
③M&Aで大手歯科医院グループか企業に売却する
④閉院する 閉じる!
④の閉院となれば、働くスタッフも患者さんにも
大きな迷惑を掛ける。
私は今は62歳で健康に留意して後10年間
72歳まではバリバリと現役で頑張る!
歯科医院を開業して34年、後66年
100周年を迎えるまで「なかの歯科」の火は消さない!
そうスタッフには約束しているが、私の血圧は高く、降圧剤を飲んでも下がらない!
急に閉院する歯科医院はある特徴がある。
①院長先生が65歳を超えている
②新しい器材や内装に何年間もお金を掛けていない
③診療日や診療時間が急に減った
④歯医者の2階が自宅だったのに駅前のマンションに移った
最近では友人の歯科医師と集まると必ず始まる
継承問題の話!
先日も私は大阪駅近くのホテルレストランで
同級生の歯科医師と二人で食事をした。
その友人は1年前に歯科医院をM&Aで売却していた。
私は有難いことにその友人から貴重な内部資料も
含めて、数字も含めて、赤裸々に歯科医院のM&Aの
実態を教えて貰った。
おまけに「私から誘ったので、ここは私に支払わせて!」と言うと
「もう既に支払いは終わっている。ここは大阪なんで私が払う!!」
と太っ腹にご馳走までして貰った。
ありがたや!ありがたや!!

最近の日本の歯科はジルコニアの使用が増えています。ただジルコニアにも光と影があります
最近の日本の歯科はジルコニアの使用が増えています。ただジルコニアにも光と影がありますこんにちは、岡山なかの歯科・矯正歯科…