100年の歴史に触れる!日本矯正歯科学会100周年記念大会へ
100年の歴史に触れる!日本矯正歯科学会100周年記念大会へ
こんにちは。
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック院長の中野浩輔です。
先日、私の手元に届いた一冊のプログラム・抄録集。
表紙には大きく、
「創立100周年記念 第85回 日本矯正歯科学会学術大会」
の文字がありました。
100周年!!
100年という年月は、本当に凄いことだと思います。
日本矯正歯科学会は1926年に創立され、今年2026年、ついに100周年という大きな節目を迎えます。今回の記念大会は10月13日から16日まで、パシフィコ横浜で開催されます。大会テーマは、
「100年の煌(きら)めき、未来への飛翔」
です。公益社団法人 日本矯正歯科学会 |
これはぜひ参加したい!
私が歯科医師になった頃の矯正治療とは全く違う!
私が若い歯科医師だった頃と現在とでは、矯正歯科治療を取り巻く環境は大きく変わりました。
昔の矯正治療と言えば、歯の表側にブラケットとワイヤーを装着する治療が中心でした。
もちろん現在でもワイヤー矯正は非常に重要です。
しかし今では、インビザラインに代表されるマウスピース矯正が普及し、口腔内スキャナーで歯型をデジタルデータとして採得し、コンピューター上で歯の移動をシミュレーションする時代になりました。
そして、これからさらに大きな変化をもたらすのが、
AIです。
実際、今回の100周年記念大会では「デジタル・AIが拓くスマート歯科医学・歯科医療の未来」という公開シンポジウムも予定されています。公益社団法人 日本矯正歯科学会 |
最近の私はAIにかなり興味があります。
いや、興味があるというレベルを超えて、
「これからの歯科医療にAIは絶対に欠かせない!」
と思っています。
63歳の私がAIの勉強をしていると、
「院長、また新しいものに手を出していますね!」
とスタッフに思われているかもしれません(笑)。
しかし、歯科医療の世界は待ってくれません。
デジタル、AI、3Dプリンター、口腔内スキャナー、CT。
新しい技術を正しく取り入れながら、患者さんにより良い治療を提供する。
そのためには、院長自身が勉強を止めるわけにはいきません。
100年後の矯正歯科を想像する
今回のテーマである、
「100年の煌めき、未来への飛翔」
という言葉を見ながら、私は少し考えました。
100年前の1926年。
当時の歯科医師が、2026年の矯正歯科治療を見たら、どれほど驚くでしょうか?
歯型を採らずに小さなカメラで口の中をスキャンする。
CTで顎の骨を三次元的に確認する。
コンピューター上で歯が動いていく未来の姿を見る。
透明なマウスピースで歯並びを治す。
そしてAIが診断や治療計画をサポートする。
おそらくSF映画を見るような感覚ではないでしょうか。
では、これから10年、20年先の矯正歯科はどうなっているのか?
63歳の私は100年後を見ることは、さすがに難しい。
いや、AIに聞いたら「可能性はゼロではありません」と答えるかもしれませんが、それはかなり厳しい(笑)。
だからこそ、今起きている歯科医療の大きな変化を、この目で見ておきたいと思っています。
そして横浜と言えば……
今回の会場はパシフィコ横浜。
そこで私には、学会以外にもう一つ密かな楽しみがあります。
それが、
ホテルニューグランドに泊まりたい!
ということ。
1927年に開業した横浜を代表するクラシックホテルです。山下公園の目の前に建つ本館は、横浜市認定歴史的建造物でもあります。ホテルニューグランド
そして、このホテルを訪れた歴史上の人物が凄い。
マッカーサー元帥。
野球の神様、ベーブ・ルース。
そして私が大好きな、
喜劇王チャーリー・チャップリン!
ホテルの公式記録にも、1932年にチャップリンが来館した歴史が残されています。ホテルニューグランド
あのチャップリンが歩いたホテルに、私も泊まってみたい!
学会に参加するだけなら、会場に近い便利なホテルを選べば良いのかもしれません。
しかし、せっかく横浜まで行くのなら、私はこうした「歴史」も一緒に感じたいのです。
100周年を迎える日本矯正歯科学会。
そして約100年の歴史を持つホテルニューグランド。
何だか今回の横浜出張にはピッタリではありませんか?
しかし大問題が!
実は前回のブログにも書きましたが、10月16日、17日には広島で日本歯周病学会秋季学術大会が開催されます。
一方、日本矯正歯科学会は10月13日から16日まで横浜。
見事に重なっています!!
横浜から広島へ?
行けるのか?
63歳の体力は大丈夫なのか?
いやいや、まだまだ大丈夫でしょう!
オールオン4の学会も行きたい。
インプラントの勉強もしたい。
歯周病も学びたい。
矯正も学びたい。
デジタルもAIも学びたい。
そしてチャップリンが訪れたホテルにも泊まりたい(笑)。
欲張りな63歳です。
しかし私は、それで良いと思っています。
歯科医師という仕事を続けている限り、専門分野だけに閉じこもらず、いろいろな分野から刺激を受け続けたい。
学会に参加すると、必ず一つや二つ、
「これは月曜日からの診療に取り入れたい!」
と思うことがあります。
その一つの気付きのために岡山から出かける価値があると、私は今でも思っています。
日本の矯正歯科が歩んできた100年。
そして、これから始まる次の100年。
その歴史的な節目の会場に自分自身が立ち、最新の矯正歯科、デジタル、そしてAIの流れを自分の目で確かめてきたいと思います。
生涯現役なら、生涯勉強!
横浜でしっかり勉強して、できればホテルニューグランドでチャップリンの時代に思いを馳せ、その後は広島へ!
63歳の10月。
かなり忙しい秋になりそうです!!