お口の中と全身の健康などについて
情報提供しています。

今回は、タバコと歯について
情報提供していきたいと思います!

こんなご質問いただきました。

歯周病でタバコをやめたほうがいい
と言われました。

歯とタバコって
どういう関係があるんですか?

また、「インプラントを入れる時、
なぜ禁煙しないといけないんですか?」
など。

確かに、タバコは、
口にくわえるもので、
食べたりしないので、

一見、関係なさそうですが、
実は、深~い関係があるんです!

お口の中や、歯ぐきっていうのは、
体の中でもとっても新陳代謝が良く、

なんと5日間で
新しい細胞と入れ替わる、と
言われているんですよ!

お肌が28日周期、
骨は200日周期で
入れ替わると言われてますから、

それと比べて、
お口の中はすごく新陳代謝が良いことが
わかりますよね!

でも、でも!!
タバコを吸うと、
歯ぐきの血流がぐんと低下し、
代謝も悪くなります。

そして、治療効果が低くなり、
治りが悪くなるんですね。

また、歯ぐきっていうのは、
コラーゲンでできているのですが、

喫煙することで、
ビタミンCが壊れ、

このコラーゲンの生成が
抑制されてしまうのです。

そこで、
「歯周病をしっかり
治したい!」と
思ったときには
タバコをやめることが
望ましいと言われているんです。

インプラントを入れた後も
「禁煙してくださいね」と
言われるのも同じ理由からなんです。

「やめよう、やめよう」と思いながら
なかなか踏ん切りがつかない、
と思う方もいらっしゃるかも
しれません。

でも、せっかくでしたら、
歯の治療をすることを
きっかけに
禁煙してみてはいかがでしょう。