1500万円の代償とある患者様の真実
開業してすぐだから、今から35年前から
その女性の方は当院に来院されていた。
初診の時から、その方は上の歯は全て失っていて
総入れ歯を使われていた。
下の歯は今ではほとん見ない奥歯にはブレードタイプの
インプラントが入っていた。
35年前にインプラントが入っていた方は
本当に珍しく私には強く記憶に残っている。
何度か私は総入れ歯を作らせて貰った。
私が入れ歯の名人ではないが、当院の外注の
歯科技工士Yは入れ歯作りの達人だった。
数回本当に根性を入れて総入れ歯を作っても
なぜかその方は入れ歯に100%満足はされなかった。
「中野先生、私は上の顎もインプラントにして
しっかりと何でも噛めるようにしたいんです!」
当時から私はインプラント治療を行っていたのだが
その方の上顎の骨は極度に狭窄していて
インプラント治療は私の技術では不可能の状態だった。
「どうしてもインプラントで固定式の歯を入れたい!」
と何度も言われた私は当時岡山県では1番のインプラント治療の
名士と言われいていた岡山大学歯学部口腔外科のA先生を
ある時に紹介することになった。
あの時紹介したことは今でも悔やまれる。
その口腔外科のA先生も
「さすがにこれは私でも無理です、
この状態でインプラントが出来るのは
世界にただ1人だけロスアンジェルスのB先生だけですね。」
その方はその言葉を信じて
ロスアンジェルスに何度も飛んで向こうで
毎回1か月以上滞在してインプラント治療を頑張られた。
後から話を伺うとその方は飲食店を何件も経営されていて
アメリカ本土にも数店舗経営するレストランがあると
言うことだった。
1年以上経過して何とか治療が終わり
メンテナンスは当院でするように指示されたので、
私はあるメンテナンスの時にその方に伺った。
「治療費は総額幾ら掛ったんですか?」
「実は1500万円以上掛かりました。」
その時はまだ円高だったので今のレートで言うと
2500万円以上!もちろん飛行機代、ホテル代、
食事代は別だ。
そのロスの先生は有名人で
私は後日、日本でのその先生の講演で
この方のケースを発表されていて驚いたことがある。
やはりその先生をしても、かなり特殊な
厳しいケースだったらしく、凄く自慢されていたことを
私は記憶している。
そのまま順調に行けば良かった。
その方はサイナスリフトと言う骨造成の
処置を受けていたのだが、術後まもなく
上顎洞炎を起こしてしまい、折角の
インプラントを除去することを余儀なくされた。
その後、体調を崩されて当院に来院されることは無くなったのだが
私にあの骨が無い方にインプラント治療が出来る
腕があれば、あの方はこんな苦労をされることは
無かったのに?
後悔先に立たず!
その事が発端で私は今のオールオン4とザイゴマインプラントを学ぶ決意をして
その場で単身でポルトガル、リスボンのマロークリニックに伺った。
昔のその女性の方のレントゲンを今でも見ることがある。
今の私ならザイゴマインプラントで4本のインプラントで6か月で治療を終える。
今なら!!!
テレビは19年、ラジオは20年。今日から新しいスタートです!
テレビは19年、ラジオは20年。今日から新しいスタートです!皆さん、こんにちは。岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック、院長…