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中野浩輔
ステキな笑顔

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中野浩輔のステキな笑顔 中野浩輔のステキな笑顔
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック 2026-9-8

師・山下敦先生から届いた論文――「一生、歯科医師現役で!」

恩師・山下敦先生から届いた論文――「一生、歯科医師現役で!」

岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック
院長の中野浩輔です。

先日、私のもとに一つの論文が届きました。

送り主は、私が歯科医師として心から尊敬する恩師、岡山大学名誉教授の山下敦先生です。

タイトルは、

「接着と共に歩んだ50年
―接着歯学が目指す健康貢献を省察する―」

山下先生は私より30歳ほど年上ですから、現在92歳、93歳くらいになられると思います。

そのご年齢になられても、歯科医学について考え、過去を振り返り、そして未来の歯科医療について論文を書かれている。

その事実だけで私は大きな衝撃を受けました。

「凄いなあ……。」

論文を手に取りながら、しばらく考え込んでしまいました。

しかも送っていただいた論文には、山下先生直筆で、

「謹呈 中野浩輔先生」

と書かれています。

これは嬉しいです。

本当に嬉しいです。

山下先生、本当にありがとうございます。

「接着」と共に歩まれた50年

今の若い歯科医師にとって、「歯に材料を接着させる」という技術は、あまりにも当たり前になっています。

コンポジットレジンによる治療、セラミック治療、インレー、クラウン、ラミネートベニア……。

現在の歯科治療の多くは、接着技術なしでは成立しません。

しかし、昔からそれが当たり前だったわけではありません。

山下先生は、まさに日本の接着歯学の発展を最前線で見続け、研究し、臨床に応用されてきた先生です。

今回の論文の冒頭には、接着歯学の発展によって、歯科医療が従来の「歯質侵襲治療」から「生体尊重・歯質保全治療」へ大きく転換してきたことが書かれていました。

私は、この言葉に改めて考えさせられました。

「歯を治すために歯を削る」のではなく、「できる限り歯を残すために治療する」。

これは現在の歯科医療において、とても大切な考え方です。

私自身も日々の診療の中で、できるだけ患者さんご自身の歯を残したいと思っています。

マイクロスコープを使用した根管治療や外科的歯内療法、歯根端切除術などに力を入れているのも、そのためです。

インプラント治療を数多く行っている私ですが、残せる歯なら、まずは残す努力をする。

天然歯に勝るインプラントはありません。

そうした現在の歯科医療の考え方の根底にも、山下先生たち先人が築いてこられた「歯を守るための接着歯学」があるのだと改めて感じました。

92歳、93歳になっても現役で考え続ける

そして今回、論文の内容と同じくらい私の心に響いたことがあります。

それは、

山下先生が今なお歯科医学について考え続けている

ということです。

私は現在63歳です。

最近、歯科のセミナーや勉強会に参加すると、私が参加者の中で最高齢ということも珍しくなくなりました。

周囲には30代、40代の若くて優秀な歯科医師がたくさんいます。

彼らを見ていると、

「若い先生は凄いなあ!」

と思うこともあります。

デジタルデンティストリー、AI、3Dプリンター、インプラント、オールオン4、ザイゴマインプラント……。

歯科医療の進歩するスピードは、私が若かった頃とは比較になりません。

だからこそ私は、

「年齢を理由に勉強をやめてはいけない」

と思っています。

63歳の私から見れば、山下先生は約30年先を歩かれている大先輩です。

その山下先生が90歳を超えてなお論文を書かれている。

そう考えると、63歳の私はまだまだ若造です。

「もう年だから」なんて言っている場合ではありません。

あと10年どころか、20年、30年。

まだまだ勉強できる。

まだまだ成長できる。

そう思わせていただきました。

私の目標は「一生、歯科医師現役!」

私は以前から、

できる限り長く歯科医師として現役でいたい

と思っています。

もちろん年齢を重ねれば、若い頃と同じようにはいかないことも出てくるでしょう。

手術をする体力も、集中力も、いつかは変化するかもしれません。

しかし、「歯科医療について考えること」「新しいことを学ぶこと」「若い歯科医師に経験を伝えること」に定年はありません。

そして何より、患者さんから、

「先生、噛めるようになりました!」

「先生に治療してもらって良かった!」

と言っていただける喜び。

これは何年歯科医師を続けても変わりません。

私にとって歯科医師という仕事は、単なる職業ではなく、もはや人生そのものです。

今回、山下先生からいただいた論文を読みながら、私自身のこれからの30年についても考えました。

92歳、93歳になった時の私は、何をしているのでしょうか?

さすがに今と同じようにインプラントのオペを何件もしているとは思えませんが(笑)、歯科医療について熱く語り、若い先生に何かを伝えている自分でありたい。

そして、

「最近の歯科医療は凄いなあ!まだまだ勉強せんといけんなあ!」

と言っていたいと思います。

生涯勉強。
生涯挑戦。
そして、一生歯科医師現役!

山下敦先生。

今回もまた、先生の背中から大切なことを教えていただきました。

歯科医師になって何十年経っても、恩師はいつまでも恩師です。

そして90歳を超えられてもなお私に大きな影響を与えてくださる先生の存在を、本当にありがたく思います。

山下先生、本当にありがとうございました。

私も先生の背中を追いかけながら、まだまだ頑張ります。

63歳の私なんて、まだまだこれからです!

目指せ、一生歯科医師現役!!

岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック 院長「中野 浩輔」

岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック 院長中野 浩輔

  • 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
  • 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
  • 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
  • 平成4年4月 なかの歯科クリニック を開設
JSOI 口腔インプラント認証医 JMM インプラント臨床マイスター 朝日医療大学校講師 臨床研修指導医

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。

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