ミコノス島で感じた「世界の壁」 ~フルアーチサミットで見た本当のグローバル~
ミコノス島で感じた「世界の壁」 ~フルアーチサミットで見た本当のグローバル~
ギリシャ・ミコノス島で開催されたフルアーチサミットに参加してきました。
このサミットは、世界中からオールオン4、フルアーチ治療、ザイゴマインプラントなど、インプラント治療の最前線で活躍する歯科医師が集まる特別な学会です。
普段は論文やSNS、国際学会でしか名前を見かけないような先生方が一堂に会し、症例を発表し、お互いに議論を交わす、まさに世界最高峰の舞台でした。
私自身、これまで14,000本以上のインプラント治療を行い、多くのオールオン4やザイゴマインプラントの症例を経験してきました。
それでも、この会場では「まだまだ世界にはすごい先生がたくさんいる」と何度も刺激を受けました。
しかし…。
実は私がミコノス島で一番驚いたことは、講演内容ではありませんでした。
それは参加者や旅行者の身に着けているものです。
空港からホテル、レストラン、学会会場まで、周囲を見渡すと驚くほどの高級品ばかりでした。
まず目に飛び込んでくるのが腕時計です。
日本でもロレックスを着けている方は珍しくありません。
しかし、ここではそのレベルではありません。
オーデマ ピゲやロレックスの金無垢モデルを身に着けている人が本当に多いのです。
一目見ただけで数百万円どころか、一千万円を超えるような時計が普通に腕に巻かれています。
しかも、それを自慢げに見せるわけでもなく、ごく自然に日常使いしているのです。
さらに驚いたのがブレスレットです。
男性でも両腕に何本もブレスレットを重ね着けしている方が多く、その中でも圧倒的に多かったのがカルティエのラブブレスレットでした。
日本では女性が着けるイメージが強いアクセサリーですが、ヨーロッパでは男性も当たり前のように身に着けています。
そしてバッグ。
これも衝撃でした。
男性が持っているバッグがエルメス、ディオール、ロエベばかり。
日本ではビジネスバッグと言えば黒い革のバッグを思い浮かべますが、ミコノス島ではラグジュアリーブランドのバッグを持つことがごく自然な光景でした。
もちろん女性はさらに華やかです。
エルメスのバーキンやケリーを持って歩く方も珍しくなく、高級ブランドがまるで制服のようでした。
最初は「たまたまお金持ちが集まっているのかな」と思いました。
しかし、数日滞在して分かったのは、そうではないということです。
ミコノス島そのものが世界中の富裕層がバカンスを楽しむリゾートなのです。
ヨットハーバーには何十億円もするような大型クルーザーが並び、プライベートジェットで到着する人も少なくありません。
そして、その中に世界各国のトップクラスの歯科医師も数多く参加していました。
私は改めて思いました。
「世界の歯科医療をリードする先生方は、技術だけでなく、ビジネスとしても大きな成功を収めている。」
もちろん、高級時計やブランドバッグを持つことが成功の証ではありません。
しかし、世界にはこれほどまでに成功している歯科医師が存在するという現実を目の当たりにすると、自分の視野の狭さを痛感しました。
日本では「歯医者は儲からない」「保険診療は厳しい」という話題がよく出ます。
実際、日本の歯科医療は世界的に見ても診療報酬が非常に低く、質の高い医療を提供しても十分な評価を受けにくい制度です。
一方で海外では、自費診療を中心に世界最高レベルの医療を提供し、その価値に見合った対価を受け取っている歯科医師も少なくありません。
だからこそ、最先端の設備や研究開発、人材育成にも惜しみなく投資できるのです。
私は今回のミコノス島で、多くの刺激を受けました。
最新の治療技術を学ぶことはもちろんですが、「世界基準とは何か」を肌で感じることができました。
そして、自分自身もまだまだ成長しなければならないと強く思いました。
時計やバッグに憧れたわけではありません。
私が本当に憧れたのは、世界中から患者さんが集まり、世界中の歯科医師から尊敬される存在になっている先生方の姿です。
その姿を見て、「もっと勉強しよう」「もっと患者さんに良い治療を提供しよう」と心から思えたことが、このミコノス島で得た最大の財産だったのかもしれません。
世界は広い。
そして歯科医療の世界も、まだまだ奥が深い。
岡山から世界へ。
なぜ、オールオン4は「たった4本」で支えることができるのか?
こんにちは。 岡山市北区で開業しているなかの歯科クリニック院長の中野です。「総入れ歯は、もう嫌だ」「でも、歯を…