63歳、まだまだ学びます!東京・田町でオールオン4セミナー
63歳、まだまだ学びます!東京・田町でオールオン4セミナー
こんにちは。
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック
院長の中野浩輔です。
土曜日、日曜日の2日間、東京・田町にあるストローマンジャパンさんのセミナールームで開催された「オールオン4」のセミナーを受講してきました。
土曜日の診療を終えてから東京へ移動。
そして日曜日まで、頭の中はほぼ「オールオン4」一色です。
今回のセミナーでも、参加された先生方を見渡してみると若い先生が多い!
そして予想通りと言いますか、やはりと言いますか、
63歳の私は今回も参加者の中で最高年齢でした!!
昔なら「一番年上」ということに少し寂しさを感じたかもしれません。
しかし今の私は全く逆です。
63歳になっても、若い先生方と一緒に最新の歯科治療を学べる。
そして、まだまだ知らないことがある。
まだまだ上手くなれる。
そう思えること自体が、私は本当に幸せだと思っています。
オールオン4は今も進化している
オールオン4とは、歯をほとんど失ってしまった方や、重度の歯周病などで多くの歯を残すことが難しい方に対して、基本的に4本程度のインプラントを利用して固定式の歯を支える治療方法です。
条件が整えば、インプラントを埋入したその日に仮歯を装着し、固定式の歯でお帰りいただける場合もあります。
「歯がボロボロで人前で笑えない」
「入れ歯が動いて食事ができない」
「もう自分の口はどうにもならないのでは?」
そんな深刻なお悩みを持たれている患者さんにとって、オールオン4は人生を大きく変える可能性を持った治療方法だと私は感じています。
当院でもこれまで多くのオールオン4、オールオンXの治療を行ってきました。
しかし、症例数を重ねれば重ねるほど感じることがあります。
それは、
「経験が増えたからこそ、もっと学ばないといけない」
ということです。
歯科医療の世界はものすごいスピードで進歩しています。
インプラントの形状や表面性状、CTによる診断、デジタル技術、口腔内スキャナー、3Dプリンター、サージカルガイド、即時荷重の考え方、補綴物の設計……。
数年前の「最新」が、今では当たり前になっていることさえあります。
特にオールオン4やフルアーチ治療の世界は、今、世界的に大きな波が来ていると感じています。
今回の2日間は、まさにその
「オールオン4の大きな波」
にどっぷりと浸かる時間となりました。
いやー、最高でした!!
63歳、若い先生からも学びます!
今回のセミナーで刺激を受けたことの一つが、若い歯科医師の先生方の熱気です。
皆さん本当に熱心です。
講師の先生のお話を聞きながらメモを取り、写真を撮り、休憩時間にも質問をされている。
そんな姿を見ると、
「日本の歯科医療の未来も明るいな!」
と思うと同時に、
「私も負けてはいられない!」
という気持ちになります。
63歳という年齢になると、普通なら「そろそろ仕事を減らそう」「今までの経験でやっていこう」と考えるのかもしれません。
でも、私はどうもそういう性格ではありません。
新しい治療方法を知るとワクワクします。
上手な先生の症例を見ると、
「どうやったら、こんな治療ができるのだろう?」
と知りたくなります。
そして翌日の診療から試せるヒントを一つでも見つけると、岡山まで持って帰りたくなります。
歯科医師になって何十年経っても、これは変わりません。
むしろ若い頃より今のほうが、勉強することの面白さを感じているかもしれません。
「経験」だけに頼らない歯科医師でいたい
私は長年、インプラント治療に携わってきました。
しかし、
「これだけ経験しているから、もう勉強しなくても大丈夫」
と思った瞬間から、歯科医師としての成長は止まってしまうと思っています。
経験はもちろん大切です。
特に外科治療では、教科書だけでは学べないことが山ほどあります。
一方で、経験だけに頼ってしまうことも危険です。
昔の常識が、今の非常識になっていることもある。
今まで難しいと思われていた症例が、新しい材料やデジタル技術によって安全に対応できるようになることもあります。
だからこそ私は、
「経験 × 最新の知識」
この両方が必要だと思っています。
今回学んだ内容についても、すぐにすべてを取り入れるわけではありません。
当院の症例や治療環境の中で、本当に患者さんにメリットがあるのか?
安全性はどうなのか?
長期的な予後はどうなのか?
スタッフや歯科技工士さんと連携して再現できるのか?
しっかり検討した上で、良いものは積極的に取り入れていきたいと思っています。
東京で学んだことを岡山の患者さんへ
わざわざ週末に東京まで行って勉強する最大の理由は、結局ここにあります。
「岡山の患者さんに、より良い治療を提供したい!」
それだけです。
重度の歯周病で悩んでいる方。
歯がボロボロになり、人前で口を開けることさえためらっている方。
総入れ歯が合わず、食べたいものを我慢している方。
「もう治らない」と諦めている方。
そんな方々に、
「まだ方法があるかもしれませんよ!」
と言える歯科医院でありたいと思っています。
もちろん、すべての方にオールオン4が適しているわけではありません。
残せる歯はできる限り残す。
インプラントをしなくても済むのであれば、それに越したことはありません。
その上で、本当に多くの歯を失ってしまった方に対して、オールオン4という選択肢を高いレベルで提供できることは、大きな意味があると思っています。
今回の2日間、本当に刺激を受けました。
63歳、参加者最高齢。
でも気持ちはまだまだ若手です!
歯科医療は奥が深い。
だから面白い。
そして、オールオン4はまだまだ進化する。
私もその進化に置いていかれないように、これからも国内外で学び続けたいと思います。
63歳の歯科医師・中野浩輔、まだまだ伸びしろがあります!!
東京・田町で浴びた「オールオン4の大きな波」。
しっかり岡山まで持って帰ります!
そして月曜日から、また患者さんのために頑張ります!!