岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック 2026-5-27 マイクロスコープを使用した外科的歯内療法(歯根端切除術)を行いました ~保険適用で患者さん負担は約6,000円~ 根管治療 マイクロスコープを使用した外科的歯内療法(歯根端切除術)を行いました ~保険適用で患者さん負担は約6,000円~こんにちは。岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック院長の中野浩輔です。本日も当院では、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用した外科的歯内療法である「歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)」を行いました。「他院で抜歯しかないと言われた歯を何とか残したい」そんな患者さんの願いに応えるために、私たちは日々さまざまな保存治療に取り組んでいます。実は近年、この歯根端切除術が健康保険適用となり、患者さんの負担額は約6,000円程度(3割負担の場合)で受けられるようになりました。以前では考えられなかったほど、高度な治療を保険診療で受けることができる時代になっています。「抜歯しかない」と言われた歯を救う治療歯科医院で「根の先に膿ができています」「根管治療をしても治りません」「この歯は抜歯ですね」と言われた経験はありませんか?歯の神経を取った歯は、再び細菌感染を起こすことがあります。通常は再根管治療を行いますが、・根の中に土台が入っている・被せ物を壊したくない・根の形が複雑で治療が困難・何度治療しても膿が消えないこのようなケースでは通常の根管治療だけでは改善しないことがあります。そのような時に選択肢となるのが歯根端切除術です。歯根端切除術とは?歯根端切除術とは、歯ぐきを小さく開いて病変の原因となっている歯根の先端部分と膿の袋を直接取り除く治療法です。簡単に言えば、「歯の根の先からアプローチする外科的根管治療」です。通常の根管治療が歯の頭の部分から治療するのに対し、歯根端切除術は骨の中にある根の先端から治療を行います。これによって、従来では抜歯になっていた歯を保存できる可能性が高くなります。マイクロスコープが成功率を大きく向上させる昔の歯根端切除術は肉眼で行われていました。しかし現在ではマイクロスコープを使用することで、治療精度は飛躍的に向上しています。当院でも外科的歯内療法を行う際にはマイクロスコープを活用しています。マイクロスコープを使用すると、・患部を20倍以上に拡大できる・根の亀裂を確認できる・感染部位を確実に除去できる・根の先端を正確に処理できる・再感染を防ぐ封鎖処置が精密に行えるなど多くのメリットがあります。肉眼では見えない世界を見ることができるため、治療の成功率が大幅に向上するのです。本日の症例でも抜歯を回避本日来院された患者さんも、根の先に大きな病変があり、他院で抜歯の可能性を指摘されていました。しかしCT撮影による三次元診断を行い、歯の保存が可能と判断しました。局所麻酔後に歯ぐきを小さく切開し、マイクロスコープで病変を確認しながら丁寧に除去。根の先端を切除し、逆根管充填という特殊な封鎖処置を行いました。術後のレントゲンでも良好な結果が確認できました。患者さんからは「抜かなくて済んで本当に良かったです」という言葉をいただき、私自身も大変うれしく思いました。歯は抜いてしまうと二度と戻らないインプラント治療は非常に優れた治療法です。当院でも多くのインプラント治療やオールオンフォー治療を行っています。しかし私は歯科医師として、まず患者さん自身の歯を残す努力を最大限行うべきだと考えています。天然歯に勝る人工物はありません。噛む感覚歯根膜による感覚骨との自然な関係これらは天然歯だからこそ持っている機能です。だからこそ、残せる歯はできる限り残す。そのために・精密根管治療・マイクロスコープ治療・外科的歯内療法・歯根端切除術・歯周組織再生療法などを積極的に活用しています。保険適用で患者さん負担は約6,000円多くの患者さんが驚かれるのですが、現在の歯根端切除術は保険適用です。3割負担の患者さんであれば、おおよそ6,000円前後の自己負担で治療を受けることができます。マイクロスコープを使用した高度な治療でありながら、保険診療で受けられることは大きなメリットです。もちろん適応症がありますので、すべての症例で行えるわけではありません。しかし、「抜歯しかないと言われた」「何度根管治療をしても治らない」「インプラントしか方法がないと言われた」そんな方でも歯を保存できる可能性があります。まとめ本日もマイクロスコープを使用した歯根端切除術を無事終えることができました。歯科医療は日々進歩しています。以前なら抜歯が当たり前だった歯も、現在では保存できる可能性があります。岡山なかの歯科・矯正歯科クリニックでは、CTとマイクロスコープを活用した精密な診断・治療を行い、「できるだけ歯を残す治療」を大切にしています。もし他院で「抜歯しかない」と言われた場合でも、あきらめる前に一度ご相談ください。あなたの大切な歯を守るために、私たちは最善を尽くします。岡山市で歯根端切除術、精密根管治療、マイクロスコープ治療、抜歯回避治療をご希望の方は、岡山なかの歯科・矯正歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。歯を残すための選択肢をご提案させていただきます。 岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック 院長中野 浩輔 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手 平成4年4月 なかの歯科クリニック を開設 JSOI 口腔インプラント認証医 JMM インプラント臨床マイスター 朝日医療大学校講師 臨床研修指導医 当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。