なかの歯科・矯正歯科クリニックの院長、中野浩輔です。
今回は、「ガミースマイルの治し方について」、皆さんにわかりやすく解説します。

ガミースマイルとは、笑った時に通常よりも多くの歯茎が見える状態を指します。
多くの方が美容的な悩みとして感じており、自信を持って笑顔を見せることが
難しいと感じることがあります。
しかし、幸いなことに、様々な治療方法があり、改善が可能です。

ガミースマイルの原因

ガミースマイルの原因は様々ですが、主に以下のようなものがあります。

上唇の動きが過剰：笑った時に上唇が通常よりも高く上がることで、多くの歯茎が露出します。
歯茎の肥厚：歯茎が厚くなることで、自然と多くの歯茎が見えるようになります。
上顎骨の発達が過剰：上顎骨が過剰に発達していると、歯茎の部分が突出し、ガミースマイルの原因となります。
歯の長さが短い：歯が短い、または歯が埋まって見えることで、相対的に歯茎が多く見えます。

ガミースマイルの治療方法

ボトックス注射：
上唇の動きが過剰な場合、ボトックス注射により上唇の筋肉の動きを抑制し、笑った時の歯茎の露出を減らします。
効果は一時的で、半年から1年毎の再注射が必要になります。

歯茎の形成術：
レーザーや外科手術を用いて、余分な歯茎を取り除き、歯の形を整えることで、バランスの良い笑顔を作り出します。

顎骨手術：
上顎骨の発達が過剰な場合、顎骨手術により顎の位置を修正し、歯茎の露出を減らすことができます。この手術は比較的大掛かりで、専門的な評価が必要です。

矯正治療：
歯の位置を調整し、歯茎と歯のバランスを改善します。治療期間は長くなりますが、根本的な解決が期待できます。

クラウンやラミネートベニア：

歯の長さが短い場合、クラウンやベニアを用いて歯の長さを補い、見た目を改善することができます。

まとめ
ガミースマイルには様々な治療方法があり、原因や患者様の状態に応じて最適な方法を選択します。
自分に合った治療法を見つけるためには、まずは歯科医師に相談することが重要です。

なかの歯科・矯正歯科クリニックでは、患者様一人ひとりに合わせた治療計画をご提案し、
美しい笑顔の実現をサポートしています。

ガミースマイルに関するご相談やその他のお口の悩みがあれば、お気軽にご連絡ください

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。