Dr.中野の活動記録
2005-6-13
80
歯科医院の3月までの決算が終わり
顧問税理士から材料代が前期よりかなり増えているので、
できることろは節約するように指示があった。
人も物も増えているので材料費も増えるのは当たり前か?
でもその状況のなかでどうやって節約しようかと考えていた私に
ある閃きが降りてきた。
80対20の法則を使えばいいじゃん!
ビジネスの法則で有名な80対20の法則がある。
例えばデパートの売り上げの80%はトップ20%の優良顧客が
出している。
セールスマンも同じ!トップ20%のトップセールスマンが
全体の売り上げの80%を稼ぎだしている。
これはパレートの法則とも呼ばるが
価値の80%は数量の20%に集中している。
要はそれだけだ、この法則は世の中の多くの物事に
当てはまる。
これを使って材料費の節約を考えよう。
私が大学時代、お世話になったY教授も
「無理、無駄、ムラ」を無くせを合言葉に
ティッシュぺーパーは2枚なのを1枚にばらして使いなさいと
何度も何度も私たち若い医局員に指導した。
しかしティッシュ1枚を節約しても
もっと高いものを無駄にしていては意味がない。
さっそく材料担当の衛生士に
「当院で使っている消耗品歯科材料で
歯科材料店に支払いをしている金額の高いもの
トップ20%を一覧表にして!」とお願いした。
そのトップ20%が恐らく材料費の80%を占めているはずだ。
その20%に絞って節約を考えると効率の良い材料代の
節約ができるはずだ。
「80対20の歯科材料節約法」
これはうまく使えばまだまだ応用編ができそうだ!
と節約も始まっていないのに何やら朝からうれしい私であった。
あのイチローが1000本安打はお預けとなり
打率も3割を切ってしまった。
でも彼はきっと大丈夫!
「夢をつかむイチロー262のメッセージ」を読むと
彼の考え方が凄いことが誰にでもわかる。
凄い!イチローはやはり!!