はじめまして。なかの歯科クリニック院長の中野浩輔です。
私は岡山大学歯学部を2期生で卒業しました。もちろん先輩は1期生しかいないので、卒業後の進路を相談できる先輩はほとんどいませんでした。
当時の目標は「卒業してから5年以内に新規で歯科医院を開業する」でしたので、とりあえず地元の大学でコネを作ろうと思い、岡山大学歯学部の補綴科に残りました。
大学生活は研究生から始まり、診療、研究、学生指導など、4年間とても忙しい日々を過ごしましたが、大学の診療のみでは開業はおぼつかないと考えた私は、1年間だけ勤務させてもらえる歯医者を探しました。
そこで、岡山市で開業して人気の歯科医院になっていた先生に「どんな歯医者で働くのが開業に有利ですか?」と質問したところ、教えてくれたのは...
当時は、このアドバイスをあまり重要に感じることができなかった私も、あの時のメモを読み返してみると岡山で有数の人気医院を経営する先生は凄いな!と、今は強く感じます。
私自身、岡大歯学部の同窓会会長をしていたので進路説明会の代表としてお話する機会に、後輩から相談を受けることが多くあります。
学生さんの多くは、将来への不安を感じているのに、自分がどうありたいかについては明確な目標を持っていないことに驚きました。例えば
「友達が大学院に行くので、私も学位くらいは取ろうかな?」「クラブの先輩で歯科医師になった人から誘われたので就職しようかな?」
この様な声を聞くと、最も大切な時期、極端に言えば歯科医師としての生涯を決定してしまう時期を、簡単に決めてしまっている学生さんが多いなと感じています。
これは、歯科医師の就職に対する情報が決定的に不足している面もありますが、明確な目標や目的を持っていないことも関係しているのではないでしょうか?
就職してから「こんなはずじゃなかった…」「自分はこの職場に合っていない…」「やりたい仕事をさせてもらえない…」と後悔することになれば、貴方だけでなく雇い主まで不幸にさせてしまいます。
この様な状況にならない為に、就職希望先の歯科医院を見学したり、先輩の声やインターネットによる情報収集をするだけでも多くの情報を集めることは可能です。
私は何より医院見学などを利用して、自分の目で医院の雰囲気や院長先生の人柄を感じてから、働きたい医院を決めることをお薦めしています。
当院では治療技術はもちろん、開業ノウハウである経営、マーケティング、マネージメントまで学ぶことができます。特にネットでの情報発信に力を入れているので、ネット集患を得意としています。
また、治療においても1日で固定式のプロピジョナルが入る「All-on-4」やマウスピースを使用した矯正システム「インビザライン」、CADCAMを使用した歯の裏側矯正「インコグニート」など、国内で普及されると予想した専門治療はいち早く取り組んでいます。
ご説明した通り、当院はどちらかというと開業医を目指す先生に向いていると言えます。もし、貴方が開業医志向なら、当院での勤務を通じて治療技術や人間性、経営能力の向上を目指しませんか?
突然ですが開業医を目指すあなたに質問です!
この5つの質問は、成功する歯科医師になるための「ミラクル・クエスチョン」と言われています。 全ての質問に答えられた方は素晴らしい。イメージに近づけるよう努力を続けていってください。また、その過程に「なかの歯科クリニック」が出てきた方は、ぜひご連絡ください。
残念ながら5つの質問に全く答えられなかった方もまだ大丈夫です。まずは、5つの質問に自信をもって答えれるよう、しっかり考えて、行動に移してください。 もし、興味があれば当院へ見学に来てください。もしかしたら、答えに繋がるヒントが見つかるかもしれませんよ。
では、最後の質問です。「あなたの歯科医師としての夢はなんですか?」
経験が少ない歯科医師の皆さんもご安心ください。当院では、経験豊富な指導歯科医師が1対1でサポートするバディ制度や、多様な研修プログラムを通じて貴方が確実に自信とスキルを身につけられる職場環境をご提供します。
当院では、診療時間外にも様々な活動を行っています。これには、地域の健康啓発イベントの参加や、SNSを使用したスタッフからの配信情報などがあります。開業医を目指す方は、SNSによる情報発信などを通じてネットマーケティングを学ぶことも可能です。
患者さまは担当医制ですか?
基本は担当医制です。
診療経験の少ない歯科医師の方にはバディ制度(キャリアのあるドクターと組んでの担当医制)があるのでご安心ください。
入職にあたって転居が必要な場合、転居費用の負担はありますか?
条件によりますが、引越し費用と家賃費用の負担は可能です。
引越し費用については居住地により異なりますが、過去のケースですと30万円程度の負担をおこなっています。
家賃の負担は、5万円ほどの負担を6ヶ月間おこなうなうのが一般的です。
診療や接遇面で力をいれている分野やポリシーはありますか?
力を入れているのは、予防歯科をベースにした審美歯科やインプラント治療です。歯周病治療はJIADSのコンセプトで、補綴治療はSJCDのコンセプトに基づいて行っています。
医院理念は、ありがとうの言葉と笑顔が溢れる歯科医院です。
研修や勉強会はおこなっていますか?
当院の常勤歯科医は大阪か広島のSJCD会員になり研修を積んでいます。ご希望があればSJCD、JIADSコースの費用を半額負担します。
また、金曜日の診療後に症例検討会をおこなっています。不定期開催ですが豚顎を使うインプラントや歯周外科の実習、顎模型を使った形成実習なども開催しています。
入職ドクター1人で診療しなくてはならない日はありますか?
当院の場合はありません。
インプラントは誰が行っていますか?
ほとんどの場合は専修医である院長がおこないますが、ケースによっては勤務医が施術することもあります。
経験の浅いドクターについては、当院が規定するセミナーや講習会に参加したうえで、院長からの許可が出ないかぎりは当院で施術することはできません。
求職ドクターのインプラント経験が浅い場合、指導はして頂けますか?
しっかり指導しますので、ご安心ください。
当院ではインプラントメーカーの方にご協力いただく院内セミナーや、豚顎などによる実習も年に数回おこないます。
採用しているインプラントメーカーを教えてください。
京セラPOIインプラント、ノーベルのブローネマルク、リプレイス、カムログインプラントでほぼ99%を占めています。
他にも数社のインプラントのキットや在庫もありますが、現在はほとんど使っていません。
希望するインプラントメーカーと、医院が使用するメーカーが違う場合、ドクターの希望は受け入れていただけますか?
現時点でインプラントメーカーを増やす予定はありませんが、機材や材料についてはご相談ください。
歯科衛生士の業務範囲は、どの程度まで任せていますか?
基本的には診療補助、印象、スケーリング、TBI、簡単なコンポジットレジン充填などを衛生士に任せています。
レントゲンについてですが、位置決めは衛生士に任せますが、デッドマンスイッチは歯科医師が押します。