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中野浩輔のステキな笑顔

岡山の歯科医師ブログ

Daily アーカイブ : 2018年7月20日

岡山地方豪雨災害 その2

Written on 2018年7月20日, by 中野 浩輔

2週間前の金曜日、娘の乗った広島行き最終の新幹線は遅れに遅れ、

5時間も大幅に遅れて広島では無くて岡山駅に到着すると連絡があった。

私たち夫婦は、娘を迎えるために深夜2時過ぎに岡山駅へと急いだ。

迎えに行って良かったと本当に思った。

岡山駅では多くの新幹線が遅れたためタクシーを待つ長蛇の列が出てきていたし

駅構内でも夜を明かそうと多くの人が座って待っていた。

 

娘を拾ってタクシーで岡山駅から自宅に帰ると夜中の2時過ぎ、少し休んで寝ようと思っていた。

すると、3時前に町内会長さんから第2駐車場に置いている訪問診療車が水没する恐れがあると連絡があった。

私は夜中の3時に傘をさして長靴を履いて第2駐車場を見に行くと、驚いたことに第二駐車場が半分ほど冠水していた。

 

車はまだ大丈夫だったので急いで駐車場を出そうと思うと、通常の出入り口は

もう水に浸かって車を出すことができないので裏から車を出すことにした。

 

そんな時は町内会長さんをはじめ、ご近所の方々が夜中の3時にもかかわらず

起き出していて周りの石とかをどけてくれた。

 

そして何とか往診車の水没は免れた。

 

その時岡山地方はそんなに雨が降ってなかったので、翌朝になれば、

いつものような朝が迎えることができると私はそう思った。

しかしその反面金曜日の午後から感じていた嫌な思いを払拭できないでいた。

 

翌朝私は岡山空港から北海道の新千歳空港へ飛行機で移動する予定にしていた。

もしこの状態で近くの川、旭川や笹ヶ瀬川とかが決壊すると道路が冠水して、

もしかしたら空港までたどり着くことができないかもしれない。

そうなってしまうと私は札幌行きができなくなってしまう。

 

ほとんど眠ることもないまま翌朝5時に準備を終えて

出発まで3時間半もあるが念のために自分の車で近くを回ってみることにした。

 

すぐ近くの笹ヶ瀬川がこれほど水かさが上がっているのを私は初めて見た。

その時は私が見た範囲では笹ヶ瀬川は決壊してはいなかった。

 

そして川の土手を回って空港道に入ろうと思った時に200 M ほど道が冠水してるところに

当たった。

 

考えたことはこのままバックして違う道を探すか、200 M を突っ切るか?

ただ私の車は電気自動車なのでもし漏電すると大変なことになる。

 

朝の5時なのでほとんど車は通っていなくて誰も回りにいない私はその200 M を冠水した道路を突き抜けていく決断をした。

これがそもそもの間違いだった。

 

冠水していると言っても車の中に水が入る程度ではなくてタイヤの半分が浸かるぐらいだったので

通常普通に運転していると順調に車は進めもう少し先で水から出るぞという時に衝撃が走った。

 

ガッツん何かに当たったのか何かがぶつかってきたのかその瞬間にすごい騒音を立てて私の車が一度上に上がり、

そして次の瞬間に落ちて崩壊した。

 

水を出て近くのコンビニに車を停めると驚いたことに私の車の下半分ぐらいが崩壊していた。

 

走ることはできるんだがまるで内臓を出したような昆虫状態になってしまった。

ガラガラと大きな音をたてながら、そのまま冠水してない道を進んで私は一度自宅に戻ることにした。

朝の6時前になっていた!

岡山地方豪雨災害 その1

Written on 2018年7月20日, by 中野 浩輔

あれから2週間が経過した。

まさか、私が愛する晴れの国岡山がこんなことになるなんて?

 

2週間前の7月6日の金曜日の夕方、警報アラームが何度もなり始めた岡山地方。

スマホを見ると近くの川が決壊の恐れがあるから避難準備勧告が続々と出ている様子、

岡山で、こんなに大雨の警報、河川が決壊する警報が出ることは私には記憶がなかったので、何か嫌な思いを感じていた。

私は診療の手が空くたびにカウンセリングルームのパソコンの前に座り岡山の雨雲情報とか岡山の警報が出ている地域情報を時間ごとにチェックしていた。

 

当院のスタッフ数名が住んでいる岡山の北部御津地域に避難準備警報が出されたと聞いて私は診療が終わる前にスタッフ3名と自宅が遠方である2名のスタッフを自宅に帰らせることにした。

 

また診療が終了次第、手の空いたスタッフから順次自宅に帰るように命令をした。

それが2週間前の金曜の夜のことである。

 

岡山で雨は降り続いていた。

私はそんなに大量の雨とは思わなかったが、どんどんと警報アラームが鳴って、こんなこと今まで経験したことがないなと妻と話していた。

 

その土日広島で開催する予定だった日本臨床歯周病学会に参加するために東京から新幹線で帰ってくることになっていた娘から連絡が入り、新幹線が大幅に遅れ、広島行きが岡山止めになったという情報を得た。

 

通常であれば品川から岡山まで3時間半で着くところが深夜になるかもしれない、また最悪新幹線内で夜を明かすことになるかもしれないというメールが入ってきた。

 

ただ最悪新幹線内で夜を明かすことになっても新幹線の中は危険がないと私達夫婦が思っていたのでそれはそれで仕方がない。

 

しかし深夜に帰る時は私たちが娘を車で岡山駅まで迎えに行こうと話をしていた。

 

そんな時、深夜11時43分にすごい物音に驚いた。

バキバキというすごい音がして窓のサッシが揺れた。

私は地震だと思い妻に確認をした、妻は地震じゃない雷が落ちたんじゃないのと話をしていた。

 

地震であればすぐに地震情報が出るからとテレビとかスマホで検索しても地震情報が出ていない。

 

今までに経験したことがないような振動と音だったのでスマホで検索してみると総社市の鉄工所が爆発を起こしたと言う直ぐ直前にアップされたサイトを見つけた。

 

そのサイトには総社で爆発した工場の写真と、近くのコンビニのローソンのガラスが全て割れていた写真も掲載されていた。

 

その時私は不覚にもその情報がフェイクであると裏付けも取らないまま、思い込んでしまった。

 

なぜなら総社市と岡山市は直線距離で20キロ以上ものすごい距離がある、その総社市の工場の爆発の騒音が岡山市の当院の自宅まで響いてあれほど揺れるわけがない。

 

この写真はこのサイトはフェイクであると思い込んでしまった。

 

ただ後からの報道を考えるとこの情報は真実であった。

 

金曜日の深夜11時43分に総社市のアルミニウム工場に流れ込んだ大量の水の関係で水素爆発を起こしてかなり大きい振動爆音があったらしい。

 

知り合いの研究所もその工場のすぐ近くにあったが、早めに職員を返したようで、大きな爆発の割には怪我人や死傷者が出なかったことは本当に良かったと思ったが、あの爆発は単なる悲劇の序章に過ぎなかった。

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